ネクスが5G RedCap対応USBドングル開発開始、AI/IoT向け通信規格に対応し機能拡大
PR TIMES より
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記事の要約
- ネクスが5G RedCap対応USBドングル開発開始
- LTEからの5Gリプレースを容易に
- AI/IoT向け通信規格に対応し機能拡大
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ネクスの5G RedCap対応USBドングル開発開始
株式会社ネクスグループの連結子会社である株式会社ネクスは、5GベースのAI/IoT向け通信規格「5G RedCap(Reduced Capability)」に対応したUSBドングル型データ端末の開発に着手した。この製品は5Gの「低遅延」「多数端末との接続」の特徴を維持しつつ、通信速度をLTEのCat.4レベルに抑え、コストやサイズ、消費電力の低減を実現する。[1]
5G RedCap USBドングルは、LTEから5Gへのリプレースを容易にし、センサーネットワークやAIロボットソリューション、AIカメラ、ドローンなど、これまでLTEでは不十分だったユースケースでの利用を可能にする。ネットワークスライシングや低遅延などの5Gの機能と組み合わせることで、IoT分野での活用範囲が大きく広がることが期待される。
開発中の5G RedCap USBドングルは、最新のQualcomm® Snapdragon™X35を搭載し、5G 3GPP Release17に対応する。国際ローミング対応、ルーターとモデムの2モード対応、オートインストール機能、Dual SIM対応など、多様な機能を搭載。通信速度は5G NR SAで最大223Mbps(DL)/123Mbps(UL)、LTEで最大200Mbps(DL)/105Mbps(UL)を実現する。
5G RedCap USBドングルの主な特徴まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
チップセット | Qualcomm® Snapdragon™X35 |
対応規格 | 5G 3GPP Release17 |
国際対応 | CE, FCC, UKCA認証取得 |
動作モード | ルーター、モデム |
機能 | オートインストール、Dual SIM対応 |
最大通信速度(5G NR SA) | 223Mbps(DL) / 123Mbps(UL) |
最大通信速度(LTE) | 200Mbps(DL) / 105Mbps(UL) |
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5G RedCapについて
5G RedCap(Reduced Capability)とは、5Gの機能を一部制限することで、コスト、サイズ、消費電力の低減を実現するIoT向けの通信規格のことを指している。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- LTEのCat.4レベルの通信速度を維持
- 5Gの低遅延・多数同時接続の特徴を継承
- IoTデバイスに最適化された仕様
5G RedCapは、従来のLTE IoTデバイスの後継として位置付けられており、センサーネットワークやAIロボット、ドローンなど、幅広いIoTアプリケーションでの活用が期待されている。ネクスの5G RedCap USBドングルは、この規格に対応することで、IoT市場における5Gの普及促進と新たなユースケースの創出に貢献することが見込まれる。
5G RedCap USBドングルに関する考察
ネクスの5G RedCap USBドングル開発は、IoT市場における5Gの普及を加速させる可能性がある。従来のLTE IoTデバイスからの移行を容易にし、コストや消費電力の課題を解決することで、多くの企業がIoTソリューションを5G環境で展開しやすくなるだろう。特にAIロボットやドローンなど、低遅延や多数同時接続が求められる分野での活用が期待される。
一方で、5G RedCapの普及にはいくつかの課題も存在する。まず、ネットワークインフラの整備が不可欠であり、通信事業者の対応状況によっては、地域によって利用可能性に差が生じる可能性がある。また、既存のLTEベースのIoTシステムからの移行にかかるコストや労力も、導入の障壁となる可能性があるだろう。
今後、ネクスには5G RedCap USBドングルの性能や互換性の向上だけでなく、導入支援サービスの提供や、具体的なユースケースの提案など、総合的なサポート体制の構築が求められる。さらに、セキュリティ機能の強化やエッジコンピューティングとの連携など、IoTソリューションの付加価値を高める機能の追加も期待したい。5GとIoTの融合がもたらす新たな可能性に、業界の注目が集まるだろう。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「株式会社ネクスにてAI/IoT用途に最適な「5G RedCap(Reduce Capability)」規格に対応したUSBドングル製品開発開始のお知らせ | 株式会社ネクスグループのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000103393.html, (参照 24-08-24).
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