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京セラがVRChatで「ファインセラミックスワールド」を公開、メタバースで技術体験が可能に

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

京セラがVRChatで「ファインセラミックスワールド」を公開、メタバースで技術体験が可能に

PR TIMES より


記事の要約

  • 京セラがメタバース版「ファインセラミックスワールド」を公開
  • 往来が制作を担当し、VRChatで体験可能に
  • 京セラの技術や製品をバーチャルで紹介

京セラがVRChatでファインセラミック技術を体験できるメタバースワールドを公開

京セラは2024年8月21日、VRChat上でファインセラミック技術を体験できるメタバース版「ファインセラミックスワールド」を公開した。このワールドは株式会社往来が制作を担当しており、京セラ本社をモチーフとした仮想空間内で同社のファインセラミック技術や製品を紹介している。[1]

ワールド内には「ファインセラミックスとは」「ファインセラミック製品の使われ方」「製造設備バーチャル見学」「極限世界体験」の四つのコーナーが用意されている。通常は見学困難な工場内の製造設備や、宇宙・深海といった一般の人が目にする機会の少ない場所で活躍するファインセラミックスを間近で見ることができるのが特徴だ。

さらに、京セラのサステナビリティの取り組みを示す「京セラの森」をモチーフにした「ワールドポータル by Kyocera」も制作された。このワールドでは京都府京田辺市の甘南備山に作られた「京セラの森」を再現し、散策できるほか、「ファインセラミックワールド」へ移動するポータルとしての機能も備えている。

メタバース版「ファインセラミックスワールド」の特徴

コーナー名 主な内容
1 ファインセラミックスとは 基礎知識や歴史、特性の解説
2 ファインセラミック製品の使われ方 実際の製品応用例の紹介
3 製造設備バーチャル見学 工場内部の再現とクイズ形式の見学
4 極限世界体験 宇宙・深海での活用例の体験
京セラのメタバースワールドの詳細はこちら

VRChatについて

VRChatとは、バーチャルリアリティ(VR)を活用したソーシャルプラットフォームのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • ユーザーが自由にアバターやワールドを作成可能
  • VRヘッドセットやPCから利用できるクロスプラットフォーム対応
  • 多様なコミュニティやイベントが開催される場として機能

京セラの「ファインセラミックスワールド」はこのVRChat上に構築されており、ユーザーは自身のアバターを通じて仮想空間内を自由に探索できる。企業が自社製品や技術を紹介する場としてVRChatを活用する事例として注目されており、今後も同様の取り組みが増加する可能性がある。

メタバースを活用した企業プロモーションに関する考察

京セラによるメタバース版「ファインセラミックスワールド」の公開は、企業プロモーションの新たな可能性を示している。従来のWebサイトや動画による情報発信と比較して、ユーザーがより能動的に情報を取得できる点が大きな利点だ。また、実際に見学することが困難な製造現場や極限環境下での製品活用をバーチャルで体験できることで、より深い理解と印象づけが期待できるだろう。

一方で、メタバース空間への集客やユーザーエンゲージメントの維持が課題となる可能性がある。VRChat自体の利用者数やデモグラフィックによっては、目的とするターゲット層への到達が難しい場合も考えられる。この課題に対しては、SNSやリアルイベントとの連携、定期的なコンテンツ更新などの施策が有効だろう。

今後、メタバースを活用した企業プロモーションはさらに発展していくと予想される。単なる製品紹介にとどまらず、ユーザー参加型のイベントや教育プログラム、他企業とのコラボレーションなど、新たな展開が期待できる。京セラの取り組みを皮切りに、より多くの企業がメタバース空間を活用したコミュニケーション戦略を模索していくことになるだろう。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「京セラのファインセラミック技術をVRChatで体験いただけるメタバース版「ファインセラミックスワールド」制作を往来が担当 | 株式会社往来のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000147904.html, (参照 24-08-24).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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