アットマークテクノ、Armadillo-IoTゲートウェイG4がJC-STAR★1適合ラベルを取得、セキュリティ強化を支援

PR TIMES より
スポンサーリンク
記事の要約
- アットマークテクノがArmadillo-IoTゲートウェイG4のJC-STAR★1適合ラベル取得を発表
- サイバートラストと連携し、ArmadilloユーザーへのJC-STAR★1適合支援サービス提供予定
- Armadillo Base OSのセキュリティ機能とクラウドサービス連携による長期的なセキュリティ維持
スポンサーリンク
アットマークテクノ、Armadillo-IoTゲートウェイG4のJC-STAR★1適合ラベル取得を発表
株式会社アットマークテクノは2025年5月22日、Arm+Linuxの組み込みプラットフォーム「Armadillo」シリーズのIoTゲートウェイ製品「Armadillo-IoTゲートウェイ G4」が、IoT製品に対するセキュリティ要件適合評価及びラベリング制度(JC-STAR)★1の適合ラベルを取得したと発表した。これは、IoT製品のセキュリティ強化に大きく貢献する成果だ。
同社は、Armadilloユーザー向けに、サイバートラスト株式会社と連携したJC-STAR★1適合支援サービスを提供する予定である。このサービスによって、ユーザーはJC-STAR★1への適合を容易に進めることができるようになるだろう。アットマークテクノは、IoT製品のセキュリティ向上に積極的に取り組んでいる企業である。
Armadillo-IoTゲートウェイ G4は、長期運用を見据えた多面的なセキュリティ対策が実装されたLinux OS「Armadillo Base OS」を搭載している。このOSはコンテナエンジンを採用し、不要なインターフェースを無効化する機能などを備えているのだ。さらに、デバイス運用管理クラウドサービス「Armadillo Twin」との連携により、デバイスの死活監視、遠隔操作、OTA(Over the Air update)などが可能になり、長期にわたって高いセキュリティを維持できる。
G4以外のABOS搭載製品シリーズにおいても適合ラベルを順次取得予定であり、IoT製品ベンダーはこれらのArmadilloをベースに機器開発することで、最終製品としての適合ラベル取得までの道のりを大幅に短縮できるようになる。また、最終製品のJC-STAR★1適合にあたってサポートが必要なIoT製品ベンダーに対して、サイバートラストと連携したJC-STAR★1適合支援サービスを提供予定だ。
JC-STAR適合とArmadillo製品
項目 | 詳細 |
---|---|
製品名 | Armadillo-IoTゲートウェイ G4 |
OS | Armadillo Base OS (ABOS) |
セキュリティ規格 | JC-STAR★1適合 |
適合項目 | IoT製品に対する13項目、IoT製品ベンダーに対する3項目の計16項目 |
支援サービス | サイバートラスト株式会社との連携によるJC-STAR★1適合支援サービス |
その他 | 今後、JC-STAR★2以上の基準にも対応予定 |
スポンサーリンク
JC-STARについて
JC-STARは、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が策定した、IoT製品に対するセキュリティ要件適合評価及びラベリング制度である。IoT製品を狙ったサイバー攻撃の増加を背景に、IoT製品のセキュリティ機能を評価・可視化することを目的としている。
- ★1から★4までの基準が設けられる
- ★1は2025年3月から運用開始
- 適合には16項目の要件を満たす必要がある
政府の調達要件や、セキュリティが重視される業界での新たな製品選定基準として検討されている。今後、IoT製品のセキュリティレベル向上に大きく貢献すると期待されている。
Armadillo-IoTゲートウェイG4のJC-STAR★1適合に関する考察
Armadillo-IoTゲートウェイG4のJC-STAR★1適合は、IoT機器開発におけるセキュリティ確保の容易化に大きく貢献するだろう。G4の適合情報をベースに開発を進めることで、ベンダーはセキュリティに関する検証工数を削減できる。しかし、G4以外のハードウェアやアプリケーション部分のセキュリティ対策は、ベンダー自身で責任を持って行う必要がある。
今後、JC-STARの基準が強化される可能性がある。その場合、G4もそれに対応したアップデートが必要となるだろう。また、JC-STAR以外にも、米国やEUなどの国際的なセキュリティ規格への対応も求められる可能性がある。アットマークテクノは、これらの動向を注視し、継続的なセキュリティ対策を実施していく必要がある。
さらに、サイバートラストとの連携によるJC-STAR適合支援サービスの充実も重要だ。分かりやすいマニュアルや技術サポートを提供することで、より多くのIoTベンダーがJC-STARに適合した製品を開発できるようになるだろう。これにより、日本のIoT市場全体のセキュリティレベル向上に貢献できる。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「Armadillo-IoTゲートウェイ G4がJC-STAR★1の適合ラベルを取得 | 株式会社アットマークテクノのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000085119.html, (参照 25-05-23). 2916
※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。
- AIoTクラウド、アルコールチェック管理サービス『スリーゼロ』をDX総合EXPOで展示
- 株式会社IC、AIと音で高齢者の健康を支援する「Picosense」特設ページを公開
- DigiKeyがアジア太平洋地域向けデジタルテクノロジーポータルを公開、エンジニアの技術向上に貢献
- DLPA会員、IPAのJC-STAR制度レベル1適合ラベル取得開始、IoTセキュリティ強化へ
- DX総合EXPO/ビジネスイノベーションジャパン2025大阪春開催、西日本最大級の展示会でDX推進を支援
- finalが新型オープン型イヤホンKDT3000を発売、AIノイズバリアマイクで高性能通話を実現
- FoxconnとNVIDIA、台湾にAIファクトリー構築を発表 1万基のBlackwell GPU搭載
- FPTIS、オーラ、ドキドキグルーヴワークス3社がベトナムeスポーツ事業で業務提携
- i-PRO、映像セキュリティ業界初JC-STAR★1適合ラベル取得、139製品が対象
- IPAがIoT製品向けセキュリティラベリング制度JC-STARの★1適合ラベル交付を開始、安全な製品選びを支援
スポンサーリンク