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公開：2024-08-29

ストラテジットがJOINT iPaaS for SaaSでChatGPTコネクタを提供開始、SaaS業界のAI活用を促進

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ストラテジット、SaaS向け「JOINT iPaaS for SaaS」を発表
• ChatGPTコネクタ提供開始でAI連携が容易に
• SaaS事業者の業務効率化を促進

ストラテジットがChatGPTコネクタ搭載のSaaS向けソリューションを提供開始

株式会社ストラテジットは、SaaSベンダー向けソリューション「JOINT iPaaS for SaaS」にOpenAI社の生成AI「ChatGPT」のコネクタ提供を2024年8月28日に開始した。このソリューションにより、SaaS事業者は自社サービスとChatGPTのAPI連携を効率的に行うことが可能となり、業務の大幅な効率化が期待される。^[1]

「JOINT iPaaS for SaaS」は、ノーコードで自社サービスとChatGPTの情報連携を実現する。例えば、SlackなどのコミュニケーションツールとChatGPTを直接連携させることで、ユーザーのワークフロー自動化や業務効率化に貢献する。対応モデルはGPT-3.5 Turbo、GPT-4.0、GPT-4.0 Turboの3種類だ。

ストラテジットは、「JOINT iPaaS for SaaS」の特長として、「ひとつのSaaSだけ使っている感覚」をユーザーに提供し、連携開発・管理・運用を効率的かつ簡単に行えるEmbedded iPaaSであることを挙げている。技術的な専門知識がなくても、直感的なUIとノーコードアプローチにより、最短1週間で連携アプリの開発が可能となる。

JOINT iPaaS for SaaSの主な特長

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Embedded iPaaSについて

Embedded iPaaSとは、SaaSプロダクトに組み込まれた統合プラットフォームのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• SaaS製品内での他サービスとのシームレスな連携
• ノーコードでの簡単な統合設定
• ベンダー側での連携ロジック構築が不要

Embedded iPaaSは、SaaSベンダーが抱える継続的な課題である他製品の機能を求める顧客のリプレイス回避に貢献する。この技術により、SaaS製品の価値向上と顧客満足度の向上が期待でき、企業のIT活用の高度化と経営戦略・事業戦略の実現可能性を高めることができる。

JOINT iPaaS for SaaSに関する考察

JOINT iPaaS for SaaSのChatGPTコネクタ提供は、SaaS業界におけるAI活用の新たな可能性を示している。SaaS事業者がノーコードでChatGPTを自社サービスに統合できることで、AIを活用した革新的なサービス開発が加速する可能性がある。一方で、AIの倫理的使用や個人情報保護に関する課題も浮上するだろう。

この課題に対しては、AIの使用ガイドラインの策定や、データ処理の透明性確保が重要となる。今後は、より多様なAIサービスとの連携や、業種特化型のAI機能の開発が期待される。さらに、AIの判断プロセスを説明可能にする機能や、ユーザーがAIの動作をカスタマイズできる柔軟性も求められるだろう。

JOINT iPaaS for SaaSの進化により、SaaS業界全体のイノベーションが促進されることが期待される。AI技術の進歩と共に、このプラットフォームがより高度な機能を提供し、企業のデジタルトランスフォーメーションを加速させる可能性は高い。今後のアップデートや新機能の追加に注目が集まる。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「ストラテジット、SaaSベンダー向けソリューション「JOINT iPaaS for SaaS」で「ChatGPT」コネクタ提供開始 | 株式会社ストラテジットのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000141.000054025.html, (参照 24-08-29).

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