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公開：2024-09-01

旭化成ホームズがRE100 Leadership Awards 2024で最終選考に、国内唯一の2カテゴリ選出で環境への取り組みが評価

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 旭化成ホームズがRE100 Leadership Awards 2024で最終選考に選出
• 2カテゴリで選出された唯一の国内企業
• 2023年度にRE100を達成

旭化成ホームズがRE100 Leadership Awards 2024の最終選考に選出

旭化成ホームズ株式会社は、The Climate Groupが運営する国際的イニシアチブ「RE100」が主催する「RE100 Leadership Awards 2024」において、最終選考企業に選出されたことを2024年8月30日に発表した。同社は「RE100 changemaker」および「RE100 enterprising leader」の2カテゴリで選出されており、国内企業では唯一の選出となっている。^[1]

RE100は、事業運営を100%再生可能エネルギーで行うことをコミットする共同イニシアチブだ。全世界で参加企業数は400社を超えており、日本企業では88社が参加している。RE100 Leadership Awardsは、再生可能エネルギーへの移行に対し、野心的な取り組みと顕著な実績を上げた企業を表彰する制度として設立された。

旭化成ホームズは、戸建住宅「ヘーベルハウス」および賃貸住宅「ヘーベルメゾン」への太陽光発電設備設置を積極的に推進している。また、独自の電力供給サービス「ヘーベル電気」によって、ヘーベルハウス・へーベルメゾンの屋根で発電した電力を買取り、当社の事務所、工場、展示場および建築現場の電力などに活用する取り組みを進めている。

RE100 Leadership Awards 2024の最終選考企業まとめ

RE100 Leadership Awards 2024最終選考企業リストはこちら

RE100について

RE100とは、企業が事業運営を100%再生可能エネルギーで行うことをコミットする国際的な共同イニシアチブのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• The Climate Groupが運営する影響力の強いイニシアチブ
• 低炭素経済への移行を加速させるための強い意思を発信
• 全世界で400社以上、日本企業では88社が参加（2024年8月現在）

RE100 Leadership Awardsは、RE100の一環として設立された表彰制度だ。再生可能エネルギーへの移行に対し、野心的な取り組みと顕著な実績を上げた企業が表彰対象となる。旭化成ホームズの選出は、同社の持続可能なエネルギー活用への取り組みが国際的に評価されたことを示している。

旭化成ホームズのRE100達成に関する考察

旭化成ホームズのRE100達成は、住宅メーカーが再生可能エネルギーの活用を通じて環境負荷低減に貢献できることを示した好例だ。特に、自社製品である「ヘーベルハウス」と「ヘーベルメゾン」の屋根を活用した太陽光発電と、その電力を自社で利用する「ヘーベル電気」サービスは、資源の循環利用を実現する革新的なアプローチと言える。

今後の課題としては、太陽光発電の効率向上や蓄電技術の進化が挙げられる。天候に左右される太陽光発電の安定供給や、余剰電力の効果的な利用方法の確立が必要になるだろう。これらの課題に対しては、AIを活用した発電予測技術の導入や、地域単位でのマイクログリッド構築など、より広範囲で効率的なエネルギーマネジメントシステムの開発が解決策となり得る。

RE100達成企業として、旭化成ホームズには今後、他の住宅メーカーや関連業界への知見共有やコラボレーションの推進が期待される。さらに、再生可能エネルギーの利用拡大に向けた政策提言や、消費者の環境意識向上のための啓発活動にも積極的に取り組むことで、社会全体の脱炭素化に貢献することができるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「国際的な環境イニシアチブRE100のアワード RE100 Leadership Awards 2024で最終選考企業に選出 | 旭化成ホームズ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000135.000073738.html, (参照 24-09-01).

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