formrunがEFO新機能をリリース、フォームの離脱率分析が容易に

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

formrunがEFO新機能をリリース
フォームの項目ごとや長期間の離脱率を確認可能に
EFO使い放題オプションの料金改定を実施

formrunのEFO新機能リリースと料金改定

株式会社ベーシックは、フォーム作成管理ツール『formrun』において、2024年9月4日より新たなEFO機能をリリースし、それに伴いオプション料金の改定を実施すると発表した。新機能は、フォームの離脱要因を詳細に分析できるもので、ユーザーからの要望に応える形で開発されたものだ。これにより、フォームの回答率向上に向けた具体的な改善策を立てやすくなるだろう。^[1]

新機能の中核となるのは、期間別CSV出力機能と項目別CSV出力機能の2つである。期間別CSV出力機能では、指定した期間におけるフォームの直帰率や入力途中の離脱率を確認することが可能となる。一方、項目別CSV出力機能では、フォームの各項目ごとに離脱率や入力成功率を詳細に分析できるようになった。

料金面では、EFOの使い放題オプションの月額料金が15,000円（税抜）から30,000円（税抜）に改定される。この改定は新機能の追加に伴うものだが、単品オプションを利用しているユーザーには影響がない。formrunのEFO機能は、フォーム作成画面と同じ画面で設定できる点が特徴で、ユーザーはフォーム作成と回答率向上の両立を容易に実現できる。

formrunのEFO新機能まとめ

	期間別CSV出力機能	項目別CSV出力機能
主な機能	指定期間の直帰率・離脱率確認	項目ごとの離脱率・入力成功率確認
対象ユーザー	EFO使い放題オプション契約者	EFO使い放題オプション契約者
料金	月額30,000円（税抜）	月額30,000円（税抜）
データ更新	翌日午前5:00以降	翌日午前5:00以降

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EFOについて

EFOとは、「Entry Form Optimization」の略称で、Webフォームの最適化を目的とした技術や手法のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

フォームの入力効率を向上させる
ユーザーの離脱率を低減する
フォーム完了率を高める

formrunのEFO機能は、フォーム作成画面と同じ画面で簡単に設定できる点が特徴的だ。これにより、ユーザーは複雑な操作を必要とせず、直感的にEFO機能を利用できる。また、リアルタイムでフォームの離脱率を可視化する機能も備えており、ユーザーはフォームの改善点を迅速に把握し、対応することが可能となっている。

formrunのEFO新機能に関する考察

formrunの新EFO機能は、フォームの離脱要因を詳細に分析できる点が大きな利点だ。特に項目別のCSV出力機能は、フォーム内のどの部分で離脱が多発しているかを明確に示すため、ユーザーは効率的にフォームの改善を行えるだろう。ただし、データの解釈や具体的な改善策の立案には、一定のスキルや経験が必要となる可能性がある。

今後の課題としては、AIを活用した自動改善提案機能の導入が考えられる。離脱率の高い項目に対して、AIが過去の成功事例や一般的なベストプラクティスを基に改善案を提示することで、ユーザーの負担をさらに軽減できるだろう。また、A/Bテスト機能の強化も期待したい。複数のフォームバージョンを同時に運用し、最適な設計を自動的に選択する機能があれば、より効果的なフォーム最適化が可能になるはずだ。

formrunのEFO機能は、今回のアップデートにより一層強化された。今後は、機械学習を活用したさらなる機能拡張や、他のマーケティングツールとの連携強化などが期待される。これらの進化により、formrunはより多くの企業のマーケティング効率化に貢献し、顧客獲得や業務改善の強力なツールとなっていくだろう。