伊勢志摩観光コンベンション機構がインバウンドシンポジウムを開催、高付加価値観光客誘致のヒントを提供

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

伊勢志摩インバウンドシンポジウム2024を開催
香港のEGL Tours社長が高付加価値旅行者誘致を講演
地域内外から約180名が参加し誘客のヒントを探る

伊勢志摩観光コンベンション機構がインバウンドシンポジウムを開催

伊勢志摩観光コンベンション機構は2024年9月4日に賢島宝生苑にて「伊勢志摩インバウンドシンポジウム2024」を開催した。このシンポジウムは観光庁の「地方における高付加価値なインバウンド観光地づくり事業」のモデル観光地に選定されたことを契機に企画された。地域内外から約180名が参加し伊勢志摩のインバウンド誘客のヒントを探る機会となったのだ。^[1]

第1部では高付加価値なインバウンドの受け入れに向けた観光地づくりをテーマにパネルディスカッションが行われた。海栄RYOKANS代表取締役社長の渡邉玲緒氏は高付加価値化に向けた事例を紹介し観光庁の曽我裕子氏は伊勢志摩地域の取り組みへの期待を寄せた。参加者は高付加価値インバウンド誘致の重要性を再認識する機会となったのだ。

第2部では香港最大手の旅行会社EGL Toursの社長袁文英氏が講師を務めセミナーが開催された。袁氏は香港市場の動向や高付加価値旅行者のニーズについて解説し伊勢志摩の誘客のヒントを提供した。演出やサービスの香港とのシームレスな連携が誘客のカギになると指摘し地域のポテンシャルの大きさを強調したのだ。

セミナーの概要情報

セミナー名	伊勢志摩インバウンドシンポジウム2024
日程	2024/09/04(水)
会場	賢島宝生苑
会場住所	-
概要	観光庁のモデル観光地選定を契機に、高付加価値なインバウンド観光地づくりをテーマにしたパネルディスカッションとEGL Tours社長によるセミナーを実施
主催	伊勢志摩観光コンベンション機構

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高付加価値インバウンドについて

高付加価値インバウンドとは国外から訪れる富裕層や長期滞在者を対象とした観光客のことを指しており主な特徴として以下のような点が挙げられる。

高額な宿泊施設やサービスを利用する傾向がある
地域の文化や伝統に深い関心を持つ
滞在中の消費額が一般的な観光客より高い

伊勢志摩観光コンベンション機構は高付加価値インバウンドの誘致に向けてマスタープランを策定しウリ・ヒト・コネの拡充を目指している。体験コンテンツの造成やガイドの育成旅行会社の視察受け入れなど統合的な事業推進を通じて地域経済の活性化と文化の向上に寄与することを目指しているのだ。

参考サイト

^ PR TIMES. 「香港の大手旅行会社 EGL Toursの袁社長が来日しセミナーに登壇「伊勢志摩インバウンドシンポジウム2024」を開催しました | 公益社団法人伊勢志摩観光コンベンション機構のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000148585.html, (参照 24-09-06).

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