10XがStailerの顧客エンゲージメント基盤としてBrazeを採用、日本初のOEM形式で導入しEC業界のDX推進へ
PR TIMES より
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記事の要約
- 10XがStailerの顧客エンゲージメント基盤としてBrazeを採用
- 日本初のOEM形式でBrazeを導入
- ネットスーパー・ドラッグストアの顧客体験向上を目指す
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10XがStailerにBrazeを採用し顧客エンゲージメント強化へ
Braze株式会社は2024年9月11日、株式会社10Xがネットスーパー・ネットドラッグストアプラットフォーム「Stailer」の顧客エンゲージメント基盤として、日本国内で初めてBrazeをOEMで採用すると発表した。Stailerは2020年5月の開始以来、大手スーパーマーケット・ドラッグストアを中心に導入されており、オンラインでの顧客体験向上を目指している。[1]
10XはBrazeの自由度の高い配信設定機能とテスト・効果分析のしやすさを評価し、より良い顧客体験を効率的な開発・運用体制で実現することを目的に導入を決定した。Brazeの採用により、対象ユーザーの抽出からメッセージの配信設定、テスト、効果分析までの一連のフローを効率的かつ効果的に行えるようになることが期待されている。
この導入はStailerが日本国内で初めてのOEM形式によるBrazeの採用事例となる。10XはPoCを含めた検証プロジェクトを進めながら、小売パートナーのネットスーパー・ネットドラッグストアにおける顧客体験の向上をBrazeと共に支援していく方針だ。Stailerは小売・流通事業者向けECプラットフォームとして、ユーザー向けアプリやバックヤード管理システムなど、ECの事業成長に必要なシステムをフルセットで提供している。
Stailerの顧客エンゲージメント基盤採用まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
採用企業 | 株式会社10X |
採用サービス | Braze(顧客エンゲージメントプラットフォーム) |
採用形態 | OEM(日本国内初) |
導入プラットフォーム | Stailer(ネットスーパー・ネットドラッグストア向けECプラットフォーム) |
導入目的 | 顧客体験の向上、効率的な開発・運用体制の実現 |
期待される効果 | ユーザー抽出、メッセージ配信設定、テスト、効果分析の効率化 |
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OEMについて
OEMとは「Original Equipment Manufacturer」の略称で、他社ブランドの製品を製造する企業や、他社ブランドで販売される製品を指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- 製品やサービスを自社ブランドではなく他社ブランドで提供
- コスト削減や専門技術の活用が可能
- ブランド力のある企業との提携で市場拡大が期待できる
Stailerの事例では、BrazeのOEM採用により、10Xは自社プラットフォームにBrazeの顧客エンゲージメント機能を統合できる。これにより、Stailerユーザーは別途Brazeを契約することなく、高度な顧客エンゲージメント機能を利用できるようになる。OEM採用は、両社の強みを活かしたサービス提供を可能にし、ネットスーパー・ドラッグストア業界のDX推進に貢献すると期待される。
10XのBraze採用に関する考察
10XによるBrazeのOEM採用は、日本のEC業界における顧客エンゲージメントの重要性を示す象徴的な出来事だ。Stailerを利用する小売事業者にとっては、高度なマーケティングツールを追加コストなしで利用できるようになるため、顧客体験の向上と売上増加につながる可能性が高い。一方で、導入にあたっては各事業者の既存システムとの統合や、データ管理の複雑化といった課題が生じる可能性もあるだろう。
今後、BrazeのAI機能を活用したパーソナライゼーションの強化や、リアルタイムデータ分析による即時的なキャンペーン最適化など、より高度な機能の追加が期待される。同時に、プライバシー保護や個人情報の適切な取り扱いに関する機能強化も重要になってくるだろう。10XとBrazeの連携が深まることで、日本のEC市場全体のデジタルマーケティング水準が向上する可能性も高い。
長期的には、このようなOEM採用モデルが他の業界にも波及し、様々なプラットフォームにエンタープライズ級のマーケティングツールが組み込まれていく可能性がある。これにより、中小企業でも高度なマーケティング施策が実施できるようになり、業界全体の競争力向上につながるだろう。10XとBrazeの取り組みは、日本のEC業界におけるデジタルトランスフォーメーションの新たなモデルケースとなる可能性を秘めている。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「10X、Stailerを支える顧客エンゲージメント基盤としてBrazeを採用 | Braze株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000099.000066773.html, (参照 24-09-12).
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