オラクルとAWSが戦略的パートナーシップを発表、Oracle Database@AWSサービスの提供でクラウド連携が強化
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記事の要約
- オラクルとAWSが戦略的パートナーシップを発表
- Oracle Database@AWSサービスを提供開始
- AWS上でOracle Databaseサービスが利用可能に
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オラクルとAWSの戦略的パートナーシップによりクラウド連携が強化
オラクルとAmazon Web Services (AWS) は2024年9月9日、「Oracle Database@AWS」の提供を発表した。このサービスにより、顧客はAWS内から専有インフラストラクチャ上のOracle Autonomous DatabaseとOracle Exadata Database Serviceにアクセスできるようになる。統一された課金やカスタマーサポートも提供され、エンタープライズのワークロードのクラウド移行やデプロイメントが簡素化されるだろう。[1]
新サービスの特徴として、OCIとAWS間で統一されたエクスペリエンスが実現され、データベース管理が簡素化される点が挙げられる。さらに、Oracle DatabaseのエンタープライズデータをAmazon EC2やAWS Analyticsサービス、Amazon BedrockなどのAWS AI/MLサービスと接続できるようになり、データ活用の幅が大きく広がることが期待される。
この戦略的パートナーシップにより、顧客はOracle Databaseのパフォーマンスやセキュリティと、AWSの提供するアジリティや柔軟性を同時に享受できるようになる。Oracle Database@AWSは今年中にプレビュー版の提供が開始され、2025年にはより広範な提供が予定されている。金融サービスやヘルスケアなど、様々な業界での活用が見込まれる。
Oracle Database@AWSの主要機能と特徴
Oracle Autonomous Database | Oracle Exadata Database Service | ネットワーク接続 | |
---|---|---|---|
主な特徴 | 完全自動化・フルマネージド | 高性能・高可用性 | 低遅延 |
対象ユーザー | 自動化重視の顧客 | 高性能重視の顧客 | 全ユーザー |
主なメリット | 運用負荷の軽減 | ミッションクリティカルな処理に対応 | AWSサービスとの連携強化 |
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Oracle Autonomous Databaseについて
Oracle Autonomous Databaseとは、完全に自動化されたフルマネージドのデータベースサービスのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 自己管理機能による運用負荷の大幅な軽減
- 機械学習を活用した自動チューニングと最適化
- 高度なセキュリティ機能の自動適用
Oracle Database@AWSの提供により、このOracle Autonomous Databaseの機能をAWS環境で利用できるようになる。これにより、AWSのクラウドインフラストラクチャの柔軟性とスケーラビリティを活かしつつ、オラクルの高度なデータベース技術を組み合わせた環境構築が可能となる。企業はこの統合されたソリューションを活用することで、データ管理とクラウド活用の両面で競争力を高められるだろう。
参考サイト
- ^ AWS. 「オラクルと Amazon Web Services、戦略的パートナーシップを発表 | AWS」. https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2024/09/oracle-and-amazon-web-services-announce-strategic-partnership/, (参照 24-09-14).
- Oracle. https://www.oracle.com/jp/
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