Tebikiが「Japan Robot Week 2024」に初出展、デスクレスワーカー向け現場支援システムを展示

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

Tebikiが「Japan Robot Week 2024」に出展
動画教育システムとデジタル現場帳票システムを展示
ロボット専門展示会で初めての出展

Tebiki、「Japan Robot Week 2024」への出展を発表

Tebiki株式会社は、2024年9月18日から20日まで東京ビッグサイトで開催される「Japan Robot Week 2024」への出展を発表した。同社は現場支援システムを提供するテクノロジー企業であり、今回の展示会では動画教育システム「tebiki現場教育」とデジタル現場帳票システム「tebiki現場分析」を展示する予定だ。^[1]

Japan Robot Week 2024は「人とロボットが共生する社会へ」をテーマに掲げ、産業用やサービスロボット分野の製品が多数出展される。今回の開催では新たにスタートアップやアカデミアのゾーンが設けられ、革新的な技術の展示が期待される。Tebikiにとっては本展示会が初めての出展となり、現場改善を推進している事例紹介やサービスのデモンストレーションを行う予定だ。

Tebikiの展示するサービスは、製造業や物流、飲食、介護などのデスクレスワーカーが働く現場向けに開発されている。tebiki現場教育は動画マニュアル作成と習熟度管理を可能にし、tebiki現場分析は現場帳票のデジタル化から分析までをサポートする。これらのサービスを通じて、Tebikiは現場のKPI改善に貢献することを目指している。

Japan Robot Week 2024の概要

項目	詳細
展示会名	Japan Robot Week 2024
開催期間	2024年9月18日（水）～9月20日（金）
開催時間	10:00～17:00
会場	東京ビッグサイト東展示棟東4～6ホール
Tebiki出展ブース	東6ホール J-66
主催	一般社団法人日本ロボット工業会、日刊工業新聞社
テーマ	人とロボットが共生する社会へ

Japan Robot Week 2024の公式サイトはこちら

デスクレスワーカーについて

デスクレスワーカーとは、固定的なデスクや事務所を持たずに働く労働者のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

製造業、物流、飲食、介護などの現場で働く
モバイル機器やクラウドツールを活用して業務を遂行
従来のオフィスワーカーとは異なる働き方や環境

Tebikiが提供するサービスは、このようなデスクレスワーカーの業務効率化や生産性向上を目的としている。tebiki現場教育は、現場のOJTをスマートフォンで撮影し、音声認識技術で字幕を自動生成する機能を持つ。また、tebiki現場分析は、製造日報や設備点検表などの現場帳票をデジタル化し、データの可視化や分析を容易にすることで、現場KPIの改善に貢献している。

Tebikiの「Japan Robot Week 2024」出展に関する考察

Tebikiの「Japan Robot Week 2024」への出展は、デスクレスワーカー向けのテクノロジーソリューションを広くアピールする絶好の機会となるだろう。ロボット技術と現場支援システムの融合は、製造業や物流業界における生産性向上や業務効率化に大きな可能性を秘めている。Tebikiのサービスが、ロボット技術と連携することで、より高度な現場管理や教育システムを実現できる可能性がある。

今後、Tebikiのようなデスクレスワーカー向けソリューションとロボット技術の統合が進むことで、人間とロボットの協働がより密接になると予想される。しかし、技術の導入に伴うプライバシーの問題や、従来の業務プロセスの大幅な変更に対する現場の抵抗感などが課題として浮上する可能性がある。これらの課題に対しては、段階的な導入プロセスや、従業員への丁寧な説明と教育が重要になるだろう。

Tebikiには、今後のサービス開発において、AIやIoT技術との統合をさらに進め、より高度な予測分析や自動化機能を提供することが期待される。例えば、機械学習を活用した異常検知システムや、AR技術を用いた遠隔サポート機能など、先進的な技術の導入が考えられる。「Japan Robot Week 2024」への出展を契機に、Tebikiがロボット産業との連携を深め、新たなイノベーションを生み出すことを期待したい。