八芳園グループと大川市が包括的連携協定を再締結、MICEに関する項目を新たに追加し地域活性化を促進
PR TIMES より
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記事の要約
- 八芳園グループと大川市が包括的連携協定を再締結
- 協定内容にMICEに関する項目を新たに追加
- 地域活性化と観光振興の更なる促進を目指す
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八芳園グループと大川市の包括的連携協定再締結による地域活性化の取り組み
総合プロデュース企業の株式会社八芳園と福岡県大川市は、2024年9月18日に包括的連携協定を再締結した。この再締結では、八芳園グループ(株式会社八芳園、株式会社八芳園エリアプロデュース警固、株式会社八芳園交流コンテンツプロデュース)として協定を結び、新たに「八芳園および大川市が行うMICEに関すること」を協定事項に加えている。[1]
大川市は国内有数の家具生産高を誇る"家具のまち"として知られており、八芳園とは2017年6月に最初の包括的連携協定を締結している。両者は協働により、組み立て式茶室「MUJYOAN 無常庵」や組み立て式やぐら「KAGURA 神楽」など、多くのプロダクトを共同開発してきた。
八芳園グループは2023年8月に八芳園エリアプロデュース警固を設立し、2024年3月には福岡市天神の警固神社社務所ビル内に次世代型総合会場「THE KEGO CLUB by HAPPO-EN」をオープンした。この新拠点には大川市の家具や伝統技術"大川組子"が取り入れられており、文化資産と新たな交流の融合を目指している。
八芳園グループと大川市の連携協定の概要
項目 | 詳細 |
---|---|
協定名称 | 福岡県大川市と八芳園グループとの包括的連携協定 |
締結日 | 2024年9月18日(水) |
締結者 | 福岡県大川市 市長 倉重 良一、八芳園グループ 株式会社八芳園 代表取締役社長 井上 義則 |
協定内容 | 大川市のシティーセールス及び観光振興、地域の魅力発信イベントの促進、大川市のブランド発信、伝統工芸や伝統技術の活性化、農林水産物・加工品・工芸品の商品開発、MICEに関すること |
主な共同開発プロダクト | 組み立て式茶室「MUJYOAN 無常庵」、組み立て式やぐら「KAGURA 神楽」 |
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MICEについて
MICEとは、企業等の会議(Meeting)、企業等の行う報奨・研修旅行(Incentive Travel)、国際機関・団体、学会等が行う国際会議(Convention)、展示会・見本市、イベント(Exhibition/Event)の頭文字のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 多くの集客が見込まれ、経済波及効果が高い
- ビジネス機会やイノベーションの創出の場となる
- 地域の魅力を国内外に発信する機会となる
八芳園グループと大川市の新たな協定では、MICEに関する項目が追加されたことで、両者の強みを活かしたMICE事業の展開が期待される。大川市の伝統工芸や家具産業と、八芳園グループのイベントプロデュース力を組み合わせることで、独自性の高いMICE開催が可能となり、地域活性化や観光振興に大きく寄与する可能性がある。
八芳園グループと大川市の連携協定再締結に関する考察
八芳園グループと大川市の連携協定再締結は、両者の強みを最大限に活かした地域活性化の取り組みとして高く評価できる。特に新たに追加されたMICEに関する項目は、大川市の伝統工芸や家具産業と八芳園グループのイベントプロデュース力を融合させることで、独自性の高い国際会議や展示会の開催につながる可能性が高い。これにより、大川市の魅力を国内外に発信し、観光客の増加や新たなビジネス機会の創出が期待できるだろう。
一方で、今後の課題として、持続可能な連携体制の構築が挙げられる。協定の内容を具体的な事業や取り組みに落とし込む際に、両者の役割分担や財源の確保、地域住民や地元企業との連携など、詳細な計画の策定が必要となる。また、MICEの誘致や運営においては、国際的な競争力の確保や、新型コロナウイルス感染症の影響を考慮したハイブリッド形式の導入なども検討すべき課題だろう。
今後、この連携協定をさらに発展させるためには、大川市の伝統技術と八芳園グループの最新テクノロジーを融合させた新たな商品開発や、大川市の農林水産物を活用した独自のMICE向けケータリングサービスの開発など、両者の強みを最大限に活かした取り組みが求められる。また、福岡県内の他の自治体や企業とも連携を広げ、九州全体の魅力向上につながるような広域的な展開も期待したい。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「【9月18日(水)締結】さらなる連携強化を目指し、福岡県大川市と八芳園グループの「包括的連携協定」を再締結 | 株式会社八芳園のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000491.000019559.html, (参照 24-09-19).
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