USBデバイスクラスとは？意味をわかりやすく簡単に解説

text: XEXEQ編集部

USBデバイスクラスとは

USBデバイスクラスとは、USB規格において定義されているデバイスの分類コードです。このコードは、USBデバイスがどのような機能や特性を持っているかを示すために使用されます。

USBデバイスクラスは、USBホストとデバイス間の通信を円滑に行うための重要な要素となっています。USBホストは、デバイスクラスを参照することで、接続されたデバイスに適切なドライバを割り当てることができるのです。

USBデバイスクラスには、大きく分けて「ベースクラス」と「サブクラス」の2種類が存在します。ベースクラスは、デバイスの基本的な機能を示すクラスで、サブクラスはベースクラスをさらに細分化したものとなっています。

代表的なUSBデバイスクラスには、「HID(Human Interface Device)」や「MSC(Mass Storage Class)」などがあります。HIDクラスは、キーボードやマウスなどの入力デバイスに使用され、MSCクラスは、USBメモリなどの大容量ストレージデバイスに使用されています。

このように、USBデバイスクラスは、USBデバイスの機能や特性を識別するための重要な情報となっています。USBデバイスクラスを理解することは、USB機器の開発や利用において欠かせない知識と言えるでしょう。

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