公開:

ゾーホージャパンがEndpoint Central Cloudのアプリケーション制御機能を日本語サポート、セキュリティリスクの低減とIT運用管理の効率化を実現

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

ゾーホージャパンがEndpoint Central Cloudのアプリケーション制御機能を日本語サポート、セキュリティリスクの低減とIT運用管理の効率化を実現

PR TIMES より


記事の要約

  • Endpoint Central Cloud Security Editionがアプリケーション制御機能を日本語サポート
  • 不要な管理者権限を減らし、セキュリティリスクを低減
  • アプリケーションのホワイトリスト/ブラックリスト作成が可能に

Endpoint Central Cloudのアプリケーション制御機能で権限管理を強化

ゾーホージャパン株式会社は、統合エンドポイント管理ツール「ManageEngine Endpoint Central Cloud」Security Editionの国内ユーザー向けに、2024年9月24日よりアプリケーション制御機能の日本語サポートを開始した。この機能により、管理対象のWindowsコンピューターに対して、不要な管理者権限の取り消しやアプリケーションごとの特定の権限管理が可能となる。[1]

Endpoint Central Cloudのアプリケーション制御機能では、ローカル管理者権限を持つユーザーを自動的に検出し、不要な権限を停止した上で、各アプリケーションに対して必要な権限だけを設定することができる。また、ユーザー自身が必要な権限の申請を行い、一時的に付与することも可能だ。これにより、セキュリティリスクの低減と運用の安全性向上が期待できる。

さらに、アプリケーションのホワイトリスト/ブラックリストを作成し、組織のコンピューターのグループ単位でアプリケーションへのアクセスを調整することができる。これにより、ネットワークや管理されているデバイス上で実行される不正、リスク、または悪意のあるアプリケーションを特定して制限することが可能となり、サイバー脅威やデータ漏えいのリスクの低下および組織のセキュリティレベルの向上を図ることができる。

Endpoint Central Cloudのアプリケーション制御機能まとめ

機能 詳細
権限管理 不要な管理者権限の取り消し、アプリケーションごとの特定の権限管理
自動検出 ローカル管理者権限を持つユーザーの自動検出
権限申請 ユーザー自身による必要な権限の申請と一時的な付与
アクセス制御 アプリケーションのホワイトリスト/ブラックリスト作成
グループ管理 コンピューターのグループ単位でのアプリケーションアクセス調整
リスク軽減 不正、リスク、悪意のあるアプリケーションの特定と制限
Endpoint Central Webサイトはこちら

エンドポイント管理について

エンドポイント管理とは、企業や組織のネットワークに接続されるデバイス(エンドポイント)を一元的に管理し、セキュリティを確保する取り組みのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • デバイスの監視とコントロールを集中化
  • セキュリティポリシーの適用と管理を効率化
  • ソフトウェアの配布や更新を一元管理

Endpoint Central Cloudのようなツールを使用することで、IT管理部門は社内ネットワークに接続するパソコンやモバイルデバイスに対して、脆弱性対策、情報セキュリティ対策、リモートコントロール、インベントリ管理などを効率的に実施することが可能となる。これにより、組織全体のセキュリティレベルを向上させ、サイバー脅威やデータ漏えいのリスクを大幅に低減することができる。

Endpoint Central Cloudのアプリケーション制御機能に関する考察

Endpoint Central Cloudのアプリケーション制御機能は、組織のセキュリティ強化において非常に重要な役割を果たすだろう。特に、不要な管理者権限を自動的に検出し、必要最小限の権限のみを付与する機能は、内部脅威の軽減に大きく貢献する。しかし、この機能の導入により、一時的に業務効率が低下する可能性もあるため、ユーザーへの十分な説明と段階的な導入が必要になるだろう。

今後の課題として、クラウドサービスやSaaSアプリケーションの急速な普及に伴い、従来のエンドポイント管理の枠を超えた新たなセキュリティ対策が求められる可能性がある。この問題に対しては、クラウドアクセスセキュリティブローカー(CASB)との連携や、ゼロトラストセキュリティモデルの採用など、より包括的なアプローチが解決策となるだろう。Endpoint Central Cloudには、こうした新たな脅威にも対応できる柔軟性と拡張性を期待したい。

将来的には、AIや機械学習を活用した高度な異常検知機能や、より細かな粒度でのアクセス制御機能の追加が望まれる。また、デバイスの種類や利用状況に応じて自動的に最適なセキュリティポリシーを適用する機能なども、ユーザビリティの向上につながるだろう。Endpoint Central Cloudが、これらの新機能を積極的に取り入れ、常に進化するサイバー脅威に対応し続けることを期待する。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「アプリケーションコントロールでセキュリティレベルの向上を実現 | ゾーホージャパン株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000101685.html, (参照 24-09-24).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「セキュリティ」に関するコラム一覧「セキュリティ」に関するニュース一覧
ブログに戻る

コメントを残す

コメントは公開前に承認される必要があることにご注意ください。