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公開：2024-09-28

mogilyとギフトパッドが業務提携、デジタル整理券と地域通貨の連携でイベント運営の効率化を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• mogilyとギフトパッドが業務提携を締結
• デジタル整理券とデジタル地域通貨の連携を実現
• イベント運営の効率化と顧客満足度向上を目指す

mogilyとギフトパッドの業務提携によるデジタルサービス統合

mogily株式会社は、株式会社ギフトパッドと業務提携を2024年9月26日に締結したことを発表した。この提携により、mogilyのデジタル整理券システム「mogilyモギリー」とギフトパッドのデジタル地域通貨「region PAY」の連携が実現する。両社の強みを活かし、イベントやフェスなどにおける整理券発行から決済までをデジタルで円滑に行うことが可能となる。^[1]

mogilyは音楽イベントや大手百貨店などの行列対策支援で実績があり、ギフトパッドは自治体・企業のDX支援を行っている。この提携によって、イベントのチケット決済から受付、イベント内で使えるポイント付与まで、一連のプロセスをデジタルで完結させることが可能となる。これにより、顧客の待ち時間短縮と運営者の業務効率化が期待できる。

両社は、この連携を通じて企業価値向上につながる新たな事業およびサービスの創出を目指している。具体的には、大型イベントにおける決済から整理券発行・受付までの完全デジタル化や、物販の決済のスムーズ化、将来の顧客維持につながるポイント付与などが可能となる。これらの施策により、ユーザー満足度の向上と運営者の業務効率化の両立を図る。

mogilyとギフトパッドの業務提携内容まとめ

デジタル整理券について

デジタル整理券とは、従来の紙の整理券をデジタル化したシステムのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• スマートフォンやタブレットで発行・管理が可能
• リアルタイムでの混雑状況確認や待ち時間予測が可能
• ペーパーレス化によるコスト削減と環境負荷低減

mogilyのデジタル整理券システム「mogilyモギリー」は、LINE公式アカウントを活用して整理券の発行から入場処理までを一元管理できる。音楽ライブやイベント、ポップアップショップ、アミューズメント施設など、様々な場面で活用可能だ。ギフトパッドのサービスと連携することで、整理券の発行から決済、ポイント付与までをシームレスに行える統合的なソリューションを提供できるようになる。

mogilyとギフトパッドの業務提携に関する考察

mogilyとギフトパッドの業務提携は、デジタル化が進むイベント業界において画期的な取り組みだ。特に、整理券発行から決済までの一連のプロセスをデジタル化することで、顧客の待ち時間短縮と運営者の業務効率化を同時に実現できる点が評価できる。しかし、高齢者や技術に不慣れな層への配慮や、システムダウン時の対応など、デジタル化に伴う新たな課題にも注意を払う必要があるだろう。

今後起こり得る問題として、個人情報の取り扱いやセキュリティリスクの増大が考えられる。これらの課題に対しては、強固なセキュリティ対策の実施や、利用者に対する丁寧な説明と同意取得プロセスの確立が重要となる。また、デジタル化に慣れていない利用者向けのサポート体制の構築も不可欠だ。両社には、これらの課題に先手を打って対応することで、サービスの信頼性と利便性を両立させることが求められる。

将来的には、AIを活用した混雑予測や、他の地域サービスとの連携拡大など、さらなる機能拡張が期待される。例えば、イベント参加履歴に基づいたパーソナライズドな情報提供や、地域経済活性化につながるクーポン連携など、より包括的なサービス展開が可能だ。両社の技術力と実績を活かし、デジタル化によるイベント体験の向上と地域活性化の両立を実現することに期待したい。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「mogily、デジタル地域通貨の『region PAY』を展開するギフトパッドと業務提携 | mogily株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000087558.html, (参照 24-09-28).

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