SMBC日興証券がPolarify公的個人認証サービスを導入、マイナンバーカードで本人確認が可能に
PR TIMES より
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記事の要約
- SMBC日興証券がPolarify JPKIを導入
- マイナンバーカードで本人確認が可能に
- 証券総合口座開設時の安全性と利便性向上
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SMBC日興証券がPolarify公的個人認証サービスを採用
株式会社ポラリファイは、SMBC日興証券株式会社が証券総合口座開設時の本人確認の仕組みとして「Polarify 公的個人認証サービス(JPKI)」を採用し、サービスの提供を開始したことを2024年9月27日に発表した。このサービスは株式会社NTTデータの「マイナPocket®」と「BizPICO®」から構成されており、マイナンバーカードを活用した本人確認による安心・安全・利便性の向上を実現している。[1]
導入の背景には、インターネット取引における不正アクセスや不正出金の防止、セキュリティ水準の向上を目的とした「インターネット取引における不正アクセス等防止に向けたガイドライン」がある。このガイドラインでは、口座開設時の本人確認のベストプラクティスとして公的個人認証サービスによる本人確認が推奨されており、SMBC日興証券はこれに準拠する形で導入を決定した。
採用された方式は「個別認証アプリ」であり、NTTデータ社が提供する公的個人認証アプリ「マイナPocket®」をカスタマイズして「マイナPocket for SMBC日興証券」としてリリースされている。この方式が選ばれた理由として、エンドユーザーの操作性と利便性の高さ、短期間での導入・運用が可能なこと、OSバージョンアップ等のメンテナンスの手間が少ないこと、各企業のサービスに合わせたカスタマイズが可能なことなどが挙げられている。
Polarify公的個人認証サービス(JPKI)の特徴
項目 | 詳細 |
---|---|
主なメリット | 偽造された本人確認書類利用リスクの軽減 |
業務効率化 | 本人確認業務の事務コスト軽減 |
手続き簡素化 | 対面手続きの削減、書類郵送不要 |
認証方式 | マイナンバーカードのICチップ読取りによる身元確認 |
拡張機能 | 顔照合オプションによるさらなるセキュリティ強化 |
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公的個人認証サービスについて
公的個人認証サービスとは、オンライン上での本人確認や電子文書の真正性を確保するために、国や地方公共団体が提供する電子証明書を用いた認証サービスのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- マイナンバーカードのICチップに搭載された電子証明書を利用
- インターネット上での安全な本人確認を可能にする
- 電子文書の改ざん防止や送信者の認証に利用可能
SMBC日興証券が採用したPolarify公的個人認証サービス(JPKI)は、このような公的個人認証の仕組みを活用し、証券総合口座開設時の本人確認プロセスを効率化している。マイナンバーカードのICチップ読取りによる身元確認とマイナンバーデジタル収集を同じページ内で行うことができ、ユーザーの利便性を高めつつ、セキュリティレベルの向上を実現している。
Polarify公的個人認証サービス(JPKI)の導入に関する考察
Polarify公的個人認証サービス(JPKI)の導入は、オンライン取引における本人確認プロセスの安全性と効率性を大幅に向上させる可能性がある。マイナンバーカードを活用することで、従来の本人確認書類による方法と比較して、偽造リスクの軽減や事務コストの削減が期待できる。また、顧客にとっても対面手続きや書類郵送の手間が省けることから、サービス利用のハードルが下がるだろう。
一方で、マイナンバーカードの普及率や、利用者のデジタルリテラシーの差異が課題となる可能性がある。マイナンバーカードを持っていない顧客や、ICチップの読取りに不慣れな顧客に対しては、従来の本人確認方法との併用や、丁寧なサポート体制の構築が必要となるだろう。また、個人情報保護の観点から、データの取り扱いや保管に関するセキュリティ対策の強化も重要な課題となる。
今後は、Polarify公的個人認証サービス(JPKI)の利用範囲を拡大し、口座開設以外の取引や手続きにも活用することが期待される。例えば、継続的な取引時の本人認証や、重要な契約の電子署名など、より幅広い場面での活用が考えられる。さらに、顔照合オプションなどの追加機能を組み合わせることで、さらに高度なセキュリティと利便性の両立を実現できる可能性がある。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「証券総合口座開設時に本人確認を行う「Polarify 公的個人認証サービス(JPKI)」をSMBC日興証券株式会社に導入 | 株式会社ポラリファイのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000081.000049534.html, (参照 24-09-29).
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