エクイニクス、東京品川にAI対応データセンターTY15を開設、首都圏最大級の3,700キャビネット収容でAI/HPC需要に対応
PR TIMES より
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記事の要約
- エクイニクス、東京品川キャンパスにTY15データセンター開設
- AI/HPC導入支援、最大3,700キャビネット収容可能
- 液体冷却対応、サステナブルなデータセンター実現
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エクイニクス、東京都心に新データセンターTY15を開設
エクイニクス・ジャパン株式会社は、2024年9月27日に東京品川キャンパスにて12箇所目となるIBX®データセンター「TY15」のサービス提供を開始したことを発表した。TY15は完全稼働時に首都圏エリアで最大規模となる3,700キャビネットの収容能力を持ち、多様な冷却ニーズに対応可能なデータセンターとなっている。[1]
TY15は都内最大のネットワークエコシステムを持つTY2にダイレクトにファイバー接続され、企業やクラウドサービスプロバイダ、ネットワークサービスプロバイダに新たなインターコネクションやデジタルサービスを提供するプレミア拠点となる。加速するパブリックAIのための柔軟なマルチクラウド接続環境とワークロードの低遅延実現、プライベートAIのためのGPUプラットフォーム導入を可能にする液体冷却にも対応したサステナブルなデータセンターだ。
建物躯体の設計および施工は大和ハウス工業株式会社の「DPDCプロジェクト」として実施され、同社が手掛けた初の都心型データセンターとなった。エクイニクス日本法人代表取締役社長の小川久仁子氏は、アジアの中でも特に日本へのAIを見据えたグローバル企業からの投資が加速していると述べ、国内企業も従来とは異なる規模とスピード感でAIの利活用を視野に入れた投資を推進していると指摘している。
エクイニクスTY15データセンターの特徴まとめ
概要 | 機能 | 対応技術 | |
---|---|---|---|
規模 | 首都圏最大級 | 3,700キャビネット収容 | - |
接続性 | TY2と直接接続 | 新たなインターコネクション提供 | ダイレクトファイバー接続 |
冷却技術 | 多様なニーズに対応 | 液体冷却対応 | サステナブル設計 |
AI対応 | パブリック/プライベートAI支援 | マルチクラウド接続、低遅延実現 | GPUプラットフォーム導入可能 |
設計・施工 | 大和ハウス工業が担当 | DPDCプロジェクトとして実施 | 初の都心型データセンター |
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IBX®データセンターについて
IBX®データセンターとは、エクイニクスが提供する高性能データセンターのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 高度なセキュリティと信頼性を備えた施設
- グローバルな相互接続サービスを提供
- エネルギー効率の高い設計と運用
エクイニクスのIBX®データセンターは、企業のデジタルトランスформーションを支援する重要なインフラストラクチャとして機能している。TY15の開設により、東京地域におけるエクイニクスのデータセンター網はさらに強化され、AI/HPCワークロードの需要増加に対応するとともに、企業のデジタル化とイノベーションを加速させる重要な役割を果たすことが期待されている。
エクイニクスTY15データセンターに関する考察
エクイニクスのTY15データセンター開設は、日本におけるAI/HPC需要の急速な成長を反映した戦略的な動きだと言える。特に、液体冷却技術の導入やGPUプラットフォームの対応は、高性能コンピューティングの需要増加に対する先見的な対応であり、エクイニクスの競争力強化につながるだろう。一方で、急速なAI技術の進化に伴い、データセンターのインフラ更新や拡張の必要性が高まる可能性も考えられる。
今後の課題としては、持続可能性への取り組みをさらに強化することが挙げられる。データセンターの電力消費量増加に対する社会的な懸念に応えるため、再生可能エネルギーの活用や熱回収システムの導入など、より革新的な環境対策が求められるだろう。また、AIワークロードの急増に伴うセキュリティリスクの増大にも注意を払う必要がある。データの機密性と完全性を確保するための新たなセキュリティ対策の導入が重要になるだろう。
エクイニクスには、今後もAI/HPC技術の進化に合わせたインフラの柔軟な拡張と、より高度な冷却技術の開発が期待される。さらに、エッジコンピューティングの需要増加に対応するため、都市部以外にもデータセンターネットワークを拡大することも検討すべきだろう。TY15の成功を足がかりに、日本のデジタルインフラストラクチャの発展に一層貢献することが期待される。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「エクイニクス、東京都心にて データセンター「TY15」のサービス提供開始 | エクイニクス・ジャパン株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000053.000048280.html, (参照 24-09-29).
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