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公開：2024-10-01

キッザニア甲子園と釜山がSDGsテーマのオンライン国際交流イベントを開催、こども議会議員が自身の取り組みを発表

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• キッザニア甲子園とキッザニア釜山がSDGsテーマのオンライン交流を実施
• 「Global CongreZZ Online Exchange」イベントを2024年9月21日に開催
• こども議会の議員がMy SDGsプランを発表し、国際交流を深める

キッザニア甲子園と釜山のこども議会によるSDGs国際交流イベント

KCJ GROUP株式会社は、「キッザニア甲子園」と「キッザニア釜山」のこども議会議員による国際交流活動「Global CongreZZ Online Exchange」を2024年9月21日に開催した。このイベントは、SDGs週間に合わせて実施され、世界17か国26か所で展開されているキッザニアのグローバルコミュニティを活かし、こども達の国際的な視野を広げることを目的としている。^[1]

イベントに先立ち、キッザニア甲子園のこども議会議員は8月21日に事前準備として「SDGsの学びの会」を行った。この会では、SDGs17の目標について学び、自分たちにできる活動を「My SDGsプラン」として考案した。議員たちは、イベント当日までに実際に行動を起こし、その内容や感想をワークシートにまとめた。

イベント当日は、オンライン会議ツール「Zoom」を使用し、キッザニア甲子園のこども議会議員10名とキッザニア釜山のこども議会議員8名が参加した。各議員は準備したワークシートを用いて、英語または自国語で自身のSDGs活動をプレゼンテーションし、双方のキッザニアスタッフが通訳を行いながら相互理解を深めた。

キッザニアのSDGs国際交流イベント概要

SDGsについて

SDGsとは「Sustainable Development Goals（持続可能な開発目標）」の略称で、2015年9月の国連サミットで採択された2030年までに達成すべき国際目標を指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 17の目標と169のターゲットで構成されている
• 環境、経済、社会の3側面を統合的に解決することを目指す
• 「誰一人取り残さない」を基本理念としている

キッザニアのこども議会議員たちは、このSDGsの理念を学び、自分たちにできる具体的な行動を考え実践した。例えば、キッザニア釜山の議員が発表した「EM粘土ボール」は、環境改善に役立つ有用微生物を活用した取り組みであり、キッザニア甲子園の議員が作成した「手作りのペットボトルろ過装置」は、水質浄化に関連するSDGsの目標に沿った活動といえる。

キッザニアのSDGs国際交流イベントに関する考察

キッザニアのSDGs国際交流イベントは、こども達に国際的な視野を広げる貴重な機会を提供している点で高く評価できる。特に、英語でのコミュニケーションや異文化理解を促進しつつ、世界共通の課題であるSDGsについて学び、実践する機会を設けていることは、グローバル人材育成の観点から非常に意義深いものだ。また、こども達が自ら考えた「My SDGsプラン」を実行し、その経験を共有することで、主体的な学びと行動を促している点も注目に値する。

一方で、今後の課題としては、より多くのキッザニア施設や国との連携を拡大し、より広範な国際交流を実現することが挙げられる。また、こども達の発表内容をより深化させ、SDGsの各目標に対する具体的な解決策を考案・提案するようなプログラムへと発展させることも検討の余地がある。さらに、これらの交流イベントの成果を、参加したこども達の日常生活や地域社会にどのように還元していくかという点も、今後の重要な課題となるだろう。

今後は、こども達の活動をより広く社会に発信し、大人たちの SDGs への関心や行動にも影響を与えるような仕組みづくりが期待される。例えば、こども議会の活動を基に、実際の地域や企業の SDGs 施策に反映させるなど、こども達の声を社会変革の起点とするような取り組みへと発展させることができれば、より大きな社会的インパクトが生まれる可能性がある。キッザニアの国際的なネットワークを活かし、こうした取り組みがグローバルに展開されることを期待したい。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「キッザニア甲子園とキッザニア釜山の「こども議会」がオンラインでSDGsをテーマにプレゼン交流！ | KCJ GROUP 株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000190.000078157.html, (参照 24-10-01).

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