ゼッタリンクスがSuiteツールに「漢字→ひらがな」機能を追加、教育現場の業務効率化とユニバーサルデザイン推進に貢献

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

Suiteツールに「漢字→ひらがな」機能追加
学年別漢字配当表基づき未学習漢字を変換
教材作成の効率化とユニバーサルデザイン推進

Suiteツールの新機能「漢字→ひらがな」で教育現場の業務効率化を実現

ゼッタリンクス株式会社は2024年9月24日に教育ICT用ソリューション「Suiteツール」の新機能「漢字→ひらがな」をリリースした。この機能はGoogleスライド、Googleドキュメント、Googleスプレッドシートで利用可能で学年別漢字配当表に基づいて未学習の漢字をひらがなに一括変換したり｟よみがな｠を挿入したりすることができる。^[1]

新機能の開発背景には教育現場からの要望がある。従来のルビ自動挿入機能に加え未学習漢字を使わない文書作成のニーズに応えた結果だ。対象学年を指定することで3年生までに習う漢字はそのままに4年生以上で習う漢字だけにひらがなや｟よみがな｠を付けることが可能となった。

この機能により教師は1つの文書を作成し各学年に対応した漢字やひらがなに変換することで全学年の児童生徒が読むことができる学校だよりやお知らせを簡単かつ効率的に作成できるようになる。また教育現場以外でもビジネスシーンでの資料作成や日本語学習者向けコンテンツ作成にも活用でき幅広いユーザーの日本語コンテンツ作成を支援する。

Suiteツールの新機能「漢字→ひらがな」の特徴まとめ

	対応アプリケーション	主な機能	対象ユーザー	導入効果
特徴	Googleスライド、Googleドキュメント、Googleスプレッドシート	未学習漢字のひらがな変換、｟よみがな｠挿入	教育機関、一般ユーザー	文書作成の効率化、ユニバーサルデザイン推進
対象学年	全アプリケーション共通	小1～6年生、中学生まで指定可能	教育機関向け	学年別の適切な文書作成
利用シーン	全アプリケーション共通	学校だより、お知らせ、教材作成	教育機関、ビジネス、日本語学習支援	幅広い用途での活用

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学年別漢字配当表について

学年別漢字配当表とは文部科学省が定める各学年で学習すべき漢字のリストのことを指しており主な特徴として以下のような点が挙げられる。

小学1年生から6年生まで学年ごとに学習する漢字を指定
義務教育で学ぶ基礎的な漢字をカバー
教科書や教材作成の基準として広く活用される

Suiteツールの「漢字→ひらがな」機能は学年別漢字配当表を基に未学習漢字を自動的に識別しひらがなに変換する。これにより教師は各学年の学習進度に合わせた適切な文書を効率的に作成できる。さらにこの機能は教育現場だけでなくビジネス文書や日本語学習者向け資料作成にも応用可能だ。

参考サイト

^ PR TIMES. 「Suiteツール新機能「漢字→ひらがな」をリリース！学年別漢字配当表を基に未学習漢字をひらがなに一括変換。おたよりや教材作成の時間を大幅に短縮。 | ゼッタリンクス株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000038.000003742.html, (参照 24-10-04).
Google. https://blog.google/intl/ja-jp/

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