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公開：2024-10-11

FiNC TechnologiesがPHR実証ユースケース「もっとグッスリ」を発表、大阪・関西万博での展示に向け睡眠改善サービスを開発

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• FiNC TechnologiesがPHR社会実装加速化事業に採択
• 大阪・関西万博向け「もっとグッスリ」実証ユースケース発表
• LIXILと沢井製薬と連携し睡眠改善サービスを開発

FiNC Technologiesが大阪・関西万博向けPHRユースケース「もっとグッスリ」を発表

株式会社FiNC Technologiesは、経済産業省の「令和5年度補正PHR社会実装加速化事業」のPHR事業者として採択され、大阪・関西万博への出展に向けた実証ユースケース「もっとグッスリ(More IoT for good sleep)」の概要を2024年10月8日に発表した。本実証は、PHRを通じて"自然と健康になれる社会"の実現を目指すものである。^[1]

「もっとグッスリ」は、FiNC Technologiesの「FiNCアプリ」と沢井製薬の「SaluDiアプリ」が持つ健康データを、LIXILのスマートホームシステム「Life Assist2」と連携させるものだ。これにより、自宅内外の活動量や体調を把握し、入浴から睡眠、起床までの流れの中で適切なタイミングで住宅機器のコントロールや行動リコメンドを行う。

本事業は2025年4月から開催される大阪・関西万博を通じて、PHRによる新たな商品やサービスの創出、国民のより豊かな生活・体験の実現を目指している。FiNC Technologiesは本実証を通じて、提供するPHRサービスとマーケットの成長に寄与し、日本のヘルスケアサービスの発展に貢献することを目指している。

「もっとグッスリ」実証ユースケースの概要

FiNC Technologies公式サイトはこちら

PHRについて

PHRとは「Personal Health Record」の略称で、個人の健康に関する情報を電子的に管理・活用するシステムのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 個人の健康データを一元管理
• 医療機関や健康サービス事業者との情報連携が可能
• 個人の健康管理や疾病予防に活用

FiNC Technologiesの「もっとグッスリ」実証ユースケースでは、PHRを活用して個人の健康データと住宅機器を連携させることで、より快適な睡眠環境の実現を目指している。このような取り組みは、PHRの社会実装を加速させ、個人の健康管理や予防医療の推進に貢献することが期待されている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「経済産業省「令和5年度補正PHR社会実装加速化事業」における大阪・関西万博への出展に向けて実証ユースケース「もっとグッスリ(More IoT for good sleep)」概要を発表 | 株式会社FiNC Technologiesのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000344.000027329.html, (参照 24-10-11).
2. 経済産業省. https://www.meti.go.jp/index.html

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