モリサワがFont College Open Campus 16を開催、字游工房の鳥海修氏が書体設計の極意を語る
PR TIMES より
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記事の要約
- モリサワがFont College Open Campus 16を開催
- 字游工房の鳥海修氏が「私と書体と背景」をテーマに講演
- 会場参加とオンライン視聴の2つの形式で実施
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モリサワが書体設計士鳥海修氏を招いてFont College Open Campusを開催
株式会社モリサワは、Font College Open Campus(FCOC)16「私と書体と背景」を2024年11月7日に会場参加型で開催し、その様子を収録した動画を11月21日にオンライン配信することを発表した。FCOCは、フォントについての知識を広めるために初心者にも分かりやすい内容を提供しつつ、デザインやブランディングにまで話題を広げて展開するイベントである。[1]
今回のFCOC16では、有限会社字游工房の書体設計士である鳥海修氏を講師として招聘している。鳥海氏は写植時代やDTP黎明期から多くの書体制作に携わり、写研書体の改刻プロジェクトも主導してきた実績を持つ。講演では、鳥海氏自身が影響を受けた本を手掛かりに、書体設計の道に進んだきっかけや学んだこと、関わった書体制作の背景と理念について詳しく解説する予定だ。
このセミナーは、書体デザイナーやグラフィックデザイナー、Webデザイナー、DTPオペレーターなど、日常的に書体と向き合う職業の人々や、書体に対する理解を深めてデザインの幅を広げたい人々に特に推奨されている。参加方法は、11月7日の会場参加(定員50名、先着順)と、11月21日のオンライン視聴(収録動画配信)の2種類が用意されており、いずれも事前申し込みで無料で参加可能となっている。
Font College Open Campus 16の概要
会場開催 | オンライン視聴 | |
---|---|---|
開催日時 | 2024年11月7日(木)16:00〜17:40 | 2024年11月21日(木)15:00開始 |
会場/形式 | モリサワ東京本社 9F | Zoomによるオンラインセミナー |
定員 | 50名(先着順) | 500名 |
参加費 | 無料 | 無料 |
講師 | 字游工房 書体設計士 鳥海修氏 |
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書体設計士について
書体設計士とは、フォントや活字のデザインを専門とする職業のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 文字の形状や線の太さ、バランスなどを細部まで設計
- デジタルツールを使用して精密な文字デザインを行う
- 文化や言語の特性を理解し、読みやすさと美しさを両立
書体設計士は、文字の歴史や文化的背景を深く理解した上で、現代のデジタル環境に適した書体を創造する重要な役割を担っている。鳥海修氏のような経験豊富な書体設計士は、写植時代からデジタル時代への移行を経験し、伝統的な技術と最新のデジタル技術を融合させた独自の書体設計手法を確立している。Font College Open Campusでは、このような専門家の知見を直接学ぶ貴重な機会が提供される。
Font College Open Campusに関する考察
Font College Open Campusの開催は、デザイン業界全体にとって非常に価値のある取り組みだといえる。特に、書体設計の第一人者である鳥海修氏を講師に迎えることで、参加者は単なる技術的な知識だけでなく、書体設計の背景にある思想や哲学までも学ぶことができる可能性がある。これにより、参加者のデザインに対する理解が深まり、より質の高い作品制作につながるだろう。
一方で、このようなイベントの課題として、オンライン視聴者と会場参加者との間で得られる情報量や質に差が生じる可能性がある。特に、書体設計のような繊細な技術を扱う分野では、対面でのコミュニケーションや実物の観察が重要になることがある。今後は、オンライン参加者にも同等の学習体験を提供するための工夫、例えば高解像度のストリーミングや双方向のQ&Aセッションの導入などが求められるかもしれない。
今後の展開として、このような専門性の高いセミナーを定期的に開催することで、日本のタイポグラフィ文化の発展に大きく貢献することが期待される。また、若手デザイナーや学生向けのワークショップを併設するなど、業界全体の底上げにつながるような取り組みも検討の余地がある。Font College Open Campusが、日本のデザイン教育の新たな基準となることを期待したい。
参考サイト
- ^ . 「【会場・オンライン開催】字游工房の書体設計士 鳥海修氏が登壇 Font College Open Campus 16「私と書体と背景」 | 株式会社モリサワのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000508.000010848.html, (参照 24-10-13).
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