創元社が『現代民俗学入門』特別カバー版を発売、民俗学への関心が高まる中でイラストカバーで新規読者層の開拓へ

text: XEXEQ編集部
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記事の要約

創元社が『現代民俗学入門』特別カバー版を発売
表紙イラストは漫画家zinbei氏が担当
民俗学への関心の高まりを受け刷り増し対応

創元社が『現代民俗学入門』特別カバー版を発売、新たな読者層の開拓へ

株式会社創元社は2024年9月13日より、好評を博している『現代民俗学入門』の特別カバー版の販売を開始した。表紙イラストは漫画家のzinbei氏が担当し、全国の一部書店店頭及び創元社WEB通販で購入可能となっている。発売前からSNSで大きな反響があり、民俗学への関心の高さが伺える。^[1]

特別カバー版の制作理由は、イメージを刷新することで新たな読者層の開拓を目指すためだ。zinbei氏の独特な雰囲気を持つイラストは、民俗学の面白さを表現し、新規読者の獲得に適していると判断された。各書店への案内後、注文が殺到し、当初の限定2000部から急遽刷り増しが決定された。

本書は、身近な風習の秘密を民俗学的に解き明かす内容となっている。おかわり時のご飯粒の扱いや、ハンコに息を吹きかける理由、火葬場での「箸渡し」の意味など、日常に潜む不思議を解説する。著者の島村恭則氏は、関西学院大学社会学部長であり、現代民俗学の第一人者として知られている。

『現代民俗学入門』特別カバー版の概要

	詳細
書籍名	創元ビジュアル教養＋α　現代民俗学入門　身近な風習の秘密を解き明かす
著者	島村恭則編
発売日	2024年9月13日
価格	1,980円（税込）
表紙イラスト	zinbei氏
販売場所	全国の一部書店店頭、創元社WEB通販

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民俗学について

民俗学とは、人々の日常生活や伝統的な慣習、信仰、儀礼などを研究対象とする学問分野のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

日常生活に潜む文化的な意味を探求
地域社会の伝統や習俗を体系的に調査・分析
現代社会の風習や行動様式も研究対象に含む

『現代民俗学入門』は、この民俗学の視点を用いて身近な風習の秘密を解き明かしている。例えば、おかわりする際にご飯粒を残す習慣や、ハンコに息を吹きかける行為、火葬場での「箸渡し」の意味など、日常生活に潜む不思議な慣習の背景を民俗学的に解説している。これらの解説を通じて、読者は自身の生活や社会に対する新たな視点を得ることができるだろう。