中小機構がCASE対応支援セミナーとEV部品展示研修を開催、自動車部品サプライヤーの事業転換を促進

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

中小機構がCASE対応セミナー・研修を開催
オンラインセミナーと実地研修を実施
EV部品展示解説と個別相談会を提供

中小機構がCASE対応支援セミナー・研修を開催

独立行政法人中小企業基盤整備機構は2024年11月以降「CASE対応に向けた自動車部品サプライヤー事業転換支援事業」として、オンラインセミナーや実地研修を開催することを2024年10月16日に発表した。この事業は2050年カーボンニュートラル宣言に伴う電動化の加速等によって影響を受ける中堅・中小自動車部品サプライヤーの支援を目的としている。^[1]

オンラインセミナーでは自動車業界の環境変化への対応について解説し、実地研修ではEV部品の展示解説と個別相談会を実施する。セミナーは計3回開催され、CASEが導く産業革新や自動車の溶接技術の最新動向、脱炭素社会に対する中小サプライヤーの取り組み方などのテーマを扱う予定だ。

実地研修ではバッテリー、モーター、インバーター、DCDCコンバーターなどBEVの主要構成部品の分解品を展示し、各部品の構造・機能解説を行う。また個別相談会も実施し、参加者の具体的な課題に対応する。東京と大阪の2会場で開催され、各会場30名程度の定員となっている。

セミナーの概要情報

セミナー名	CASE対応に向けた自動車部品サプライヤー事業転換支援セミナー・研修
日程	2024/11/14(木) 14:00~16:00（第1回）
会場	オンライン（Zoom）
会場住所	-
概要	自動車業界の環境変化やその対応策について解説。CASEが導く産業革新、自動車の溶接技術、脱炭素社会への取り組みなどをテーマに計3回開催。
主催	独立行政法人中小企業基盤整備機構
備考	定員：各回200名程度参加費：無料

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CASEについて

CASEとは自動車業界における技術革新のトレンドを表す略語であり、以下の4つの要素から構成されている。

Connected（コネクテッド）：車両のネットワーク接続
Autonomous（自動運転）：自動運転技術の進化
Shared & Services（シェアリング）：車両の共有サービス
Electric（電動化）：電気自動車などの電動化技術

CASEは自動車産業に大きな変革をもたらしており、特に電動化の進展は従来のエンジン部品メーカーに大きな影響を与えている。中小機構が開催するセミナー・研修では、このCASEの潮流に対応するための具体的な戦略や技術動向を解説し、中堅・中小自動車部品サプライヤーの事業転換を支援することを目的としている。

参考サイト

^ PR TIMES. 「自動車のCASE対応を図るための「中堅・中小自動車部品サプライヤー向けセミナー・研修」開催 | 独立行政法人中小企業基盤整備機構のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001599.000021609.html, (参照 24-10-18).

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