Baremetricsが新機能「Investor Link」をリリース、顧客情報を匿名化し第三者と安全に共有可能に

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

Baremetricsが新機能「Investor Link」をリリース、顧客情報を匿名化し第三者と安全に共有可能に

PR TIMES より


記事の要約

  • Baremetricsが新機能「Investor Link」をリリース
  • 顧客情報を匿名化し第三者と安全に共有可能に
  • スタートアップ向け無料プランも提供

Baremetricsの新機能「Investor Link」で投資家との情報共有が安全に

サブスクリプションビジネス分析プラットフォームを提供するBaremetricsは2024年10月15日に新機能「Investor Link」をリリースした。この機能により全ての顧客に関わる機密情報を匿名化し投資家やコンサルタントパートナーなどの第三者が収益やサブスク指標を安全に期間限定で閲覧できるようになった。顧客情報の安全を担保しながら高い透明性を持って情報共有を行うことが可能になるのだ。[1]

Investor Link機能では全ての機密顧客データを安全に匿名化し第三者が収益やサブスクリプションデータを検証できるよう期間限定で読み取り専用リンクを生成する。資金調達や販売パートナーコンサルタントまたは主要な利害関係者への最新情報の提供に非常に便利な機能となっている。日本のユーザーからの顧客情報保護に関する要望を受けてこの機能が開発されたという背景もある。

Baremetricsはスタートアップ向けに無料プランも提供している。MRRがUS$10,000に到達するまでBaremetricsを無料で利用可能だ。サブスクリプション型ビジネス特有のビジネス指標分析を起業後なるべく早い段階で行うことで後々の負担を大きく軽減できるため企業の成長を支援する狙いがある。無料トライアルにサインアップ後営業担当者に連絡すれば利用可能となっている。

Baremetricsの新機能「Investor Link」の特徴

機能 詳細
データの匿名化 全ての機密顧客データを安全に匿名化
期間限定アクセス 読み取り専用リンクを期間限定で生成
共有対象 投資家、コンサルタント、パートナーなどの第三者
共有情報 収益やサブスクリプション指標データ
開発背景 日本のユーザーからの顧客情報保護要望
Investor Link機能の詳細はこちら

サブスクリプションビジネス分析について

サブスクリプションビジネス分析とは定期的に課金を行うビジネスモデルにおける重要指標を可視化し分析する手法のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • MRR(月間経常収益)やLTV(顧客生涯価値)などの指標を追跡
  • 顧客の解約率(チャーン)や継続率を分析
  • 収益予測や事業戦略立案に活用

Baremetricsのようなツールを活用することで複雑なサブスクリプションビジネスの指標を効率的に管理分析することが可能となる。特にスタートアップ企業にとっては早期からこうした分析を行うことで事業の成長を加速させ投資家とのコミュニケーションを円滑にすることができるのだ。Investor Link機能はこうしたニーズに応える形で開発されたと言えるだろう。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「サブスクビジネス分析「Baremetrics」が第三者への閲覧共有の新機能をリリース | Baremetrics, Inc.のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000074826.html, (参照 24-10-18).

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