PAY ROUTEがインドの金融機関DMCにRC-Authを本格導入、ID/パスワードレスでセキュリティ強化へ
PR TIMES より
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記事の要約
- PAY ROUTEがDMCへRC-Authの本格導入を開始
- ID/パスワードレス認証技術で送金時のセキュリティを強化
- インドでの金融サービスにおける新たな認証システムを構築
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RC-Authを活用したDMCの新認証システム導入
株式会社PAY ROUTEは、インドの金融サービス企業Kadamba Intrac Private Limitedとの共同研究の結果を受け、DMCへのRC-Authの本格導入・契約提携を2024年10月22日より開始した。インド国内のオンラインバンクでの送金時に必須とされているワンタイムパスワードに代わる新たな認証技術として期待が高まっている。[1]
DMCのグループ会社であるKadambaと5月から実施している共同研究により、ROUTE CODEに内包されているRC-Authの有効性が確認された。双方向認証技術によって個人が特定できる番号との紐づけを一切せずに認証が可能となり、フィッシング詐欺などのセキュリティリスクを大幅に軽減できる。
RC-Authの導入によってDMCは自行独自の認証システムを構築し、送金時のセキュリティを強化することが可能になった。今後はインドの他銀行やインド決済公社を通じて認証・決済システムの普及を進め、国内外での展開を推進していく方針だ。
新認証システムの詳細
項目 | 詳細 |
---|---|
導入開始日 | 2024年10月22日 |
導入企業 | DMC(Kadambaのグループ会社) |
導入技術 | RC-Auth(双方向認証技術) |
主な特徴 | ID/パスワードレス認証、個人情報との紐づけなし |
期待される効果 | フィッシング詐欺防止、送金時のセキュリティ強化 |
今後の展開 | インド国内外の銀行への普及、決済システムとしての活用 |
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双方向認証技術について
双方向認証技術とは、秘密鍵・公開鍵を利用した認証方式のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 秘密鍵と公開鍵による相互認証でセキュリティを確保
- ID/パスワードが不要なゼロ知識認証を実現
- 個人情報との紐づけを排除した安全な認証が可能
RC-Authに実装された双方向認証技術は、従来のワンタイムパスワードと比較してより高度なセキュリティを実現することが可能だ。また、SDK(Software Development Kit)として提供されることで、アプリケーションへの実装が容易になり、決済や認証機能の追加を効率的に行うことができる。
RC-Authの導入に関する考察
RC-Authの導入によって、インドの金融サービスセクターにおけるセキュリティ対策が大きく前進する可能性がある。特にフィッシング詐欺などのサイバー犯罪が増加している現状において、従来のOTPに代わる新たな認証方式の確立は重要な意味を持つだろう。
ただし、新しい認証システムの導入に伴い、ユーザーの利便性とセキュリティのバランスを保つことが課題となる。特に高齢者や技術に不慣れなユーザーに対しては、丁寧な説明と段階的な移行プロセスが必要になってくるだろう。
今後はRC-Authの技術を基盤として、より包括的な金融サービスのセキュリティ強化が期待される。インドの他銀行やNPCIとの連携を通じて、標準的な認証技術としての地位を確立することができれば、国際的な展開も視野に入ってくるはずだ。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「Kadamba Intrac Private Limited間の実証実験を通して、送金時のセキュリティ向上を目指し、グループ会社のオンラインバンク DMCへのRC-Authの本格導入を開始 | 株式会社PAY ROUTEのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000136101.html, (参照 24-10-23).
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