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サイバートラストがAlmaLinuxベースのEnterprise Pack for AlmaLinuxを発表、SBOM対応機能とサポートサービスを提供開始へ

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

サイバートラストがAlmaLinuxベースのEnterprise Pack for AlmaLinuxを発表、SBOM対応機能とサポートサービスを提供開始へ

サイバートラスト より


記事の要約

  • Enterprise Pack for AlmaLinuxを11月より販売開始
  • SBOMの提供と更新機能を搭載し独自機能を追加
  • 日本語での技術サポートとEoL後6年の延長サポート

サイバートラストがAlmaLinuxベースのEnterprise Pack for AlmaLinuxを発表

サイバートラスト株式会社は2024年10月21日、Red Hat Enterprise Linux互換のLinux OSであるAlmaLinuxをベースに、SBOM対応の独自機能やサポートサービスを追加したEnterprise Pack for AlmaLinuxを11月より販売開始すると発表した。このパッケージではSBOMの提供や更新を可能にしたLinux OSと日本語での技術サポートが提供される。[1]

Enterprise Pack for AlmaLinuxはSBOMへの対応コストを削減するため、サイバートラストが管理するリポジトリからSBOMを一括で取得できる機能を実装している。ソフトウェア更新時には連動してSBOMの更新を行うことが可能になり、国際的なニーズに対応した運用が実現できるだろう。

また本パッケージではEoL後最長6年の延長サポートを提供することで、長期間の安定稼働が求められるシステムのセキュアな運用を支援する。価格は物理環境向けが1台あたり年額96,000円、仮想環境向けが1台あたり年額60,000円となっている。

Enterprise Pack for AlmaLinuxの機能まとめ

項目 詳細
提供開始日 2024年12月1日
価格(物理環境) 96,000円/台/年(税抜)
価格(仮想環境) 60,000円/台/年(税抜)
主な機能 SBOM提供、SBOM更新、日本語技術サポート
サポート期間 EoL後最長6年の延長サポート

SBOMについて

SBOMとは「Software Bill of Materials」の略称で、ソフトウェアに含まれるコンポーネントや依存関係、ライセンスの種類などをリスト化したソフトウェア部品表のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • ソフトウェアの構成情報を明確化
  • 脆弱性管理の効率化が可能
  • サプライチェーンの透明性を確保

SBOMの活用は国内外で注目を集めており、米国では2022年の大統領令で政府機関が調達するソフトウェアにSBOMの提出が求められている。日本においても経済産業省を中心にSBOMに関する議論が進み、2024年8月には「ソフトウェア管理に向けたSBOMの導入に関する手引Ver.2.0」が公開されている。

参考サイト

  1. ^ サイバートラスト. 「サイバートラスト、AlmaLinux に SBOM 対応の独自機能を追加した「Enterprise Pack for AlmaLinux」を提供開始|プレスリリース| サイバートラスト」. https://www.cybertrust.co.jp/pressrelease/2024/1021-enterprise-pack.html, (参照 24-10-23).
  2. Red Hat. https://www.redhat.com/ja
  3. 経済産業省. https://www.meti.go.jp/index.html

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