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公開：2024-10-23

ゼンハイザーがSoundProtex Plusを発売、2段階フィルター構造採用で高音質な音量調整を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ゼンハイザーがイヤープラグSoundProtex Plusを発売
• 4種類のフィルターで音量調節が可能に
• 特許取得の2段階フィルター構造を採用

ゼンハイザーの新型イヤープラグSoundProtex Plusが登場

Sonova Consumer Hearing Japanは耳への負担軽減とバランスの取れたサウンド体験を実現するイヤープラグSoundProtex Plusを2024年10月22日に発売すると発表した。オープンプライス制を採用しており店頭予想価格は14,300円前後となっている。^[1]

フィルターは特許技術を取得した2段階構造を採用しており高域から低域までの全帯域の音量を均等に抑制することが可能になった。チューニングを施したメンブレンとダンピングフィルターの組み合わせにより従来のイヤープラグでは実現できなかったクリアな音質を実現している。

医療レベルのTPE素材を採用し可塑剤を使用しないことで肌への優しさを追求した。S/M/Lの3サイズが付属しており自分に合ったサイズを選択可能で長時間の使用でも快適な装着感を実現している。

SoundProtex Plusの機能まとめ

2段階フィルター構造について

2段階フィルター構造とは、メンブレンとダンピングフィルターを組み合わせた音響制御技術のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 高域から低域まで均等な音量抑制が可能
• クリアな音質を維持したまま音量を制御
• 会話が可能な程度の音量調整機能

通常のイヤープラグでは音がこもりやすい傾向があるが、この2段階フィルター構造により高音質を維持したまま音量を抑制することが可能になった。TPE素材との組み合わせにより、長時間の使用でも快適な装着感を実現している。

SoundProtex Plusに関する考察

SoundProtex Plusの最大の特徴は4種類のフィルターによる音量調節機能と2段階フィルター構造による高音質な音響制御技術である。従来のイヤープラグでは実現できなかった音質の維持と音量抑制の両立が大きな進歩といえるだろう。

今後の課題としては価格帯の高さが挙げられ、一般消費者への普及には一定のハードルがあると考えられる。フィルターの耐久性や交換頻度についても長期的な使用データの蓄積が必要になってくるだろう。

耳への負担軽減という観点から見ると医療機器としての展開も期待できる分野である。TPE素材の採用や可塑剤不使用といった特徴は医療現場でのニーズとも合致しており新たな可能性を秘めている。

参考サイト

1. ^ Sennheiser. 「Official website and online shop | Sennheiser 日本」. https://www.sennheiser-hearing.com/ja-JP/, (参照 24-10-23).

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