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株式会社battonがAI搭載RPA受発注バスターズを展開、プレシリーズAで2.2億円の資金調達を実施し製造業DXを加速

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

株式会社battonがAI搭載RPA受発注バスターズを展開、プレシリーズAで2.2億円の資金調達を実施し製造業DXを加速

PR TIMES より


記事の要約

  • battonがプレシリーズAで2.2億円の資金調達を実施
  • 受発注バスターズによるAIを活用した業務効率化を実現
  • 製造業・卸売業の受注入力作業を最大93%削減

受発注バスターズによるAI搭載RPA導入で業務効率化を実現

株式会社battonは製造業・卸売業・商社のDXを推進するため、AIを搭載したRPAツール『batton』と業務効率化ツール『受発注バスターズ』を2024年10月23日にリリースした。受発注バスターズではPDFやFAXで受け取った注文書をアップロードするだけで、AIが判別・振り分け・データ化を行い、基幹システムへのインポートが可能になっている。[1]

受発注バスターズの特徴的な機能として、各顧客の独自ルールに対応した自然言語でのAI指示が可能となっており、帳票に特定のキーワードがある場合の納期調整などの処理を自動化することができる。顧客ごとに異なる書式の注文書や発注書を一元管理し、入力作業の効率化を実現しているのだ。

プレシリーズAラウンドでは、XTech Ventures株式会社をはじめとする3社から総額2.2億円の資金調達を実施している。調達資金は受発注バスターズのAI機能強化と既存ツールとの統合、独自高精度文字認識エンジンの開発、営業組織強化プロダクトの開発などに活用される予定だ。

受発注バスターズの主な機能と特徴まとめ

項目 詳細
工数削減率 最大93%
主な機能 AI判別・振り分け・データ化、基幹システムインポート
対応ファイル PDF、FAX
AI機能 自然言語による指示、顧客独自ルールへの対応
今後の開発予定 クラウドFAX・複合機との統合、独自文字認識エンジン強化
受発注バスターズの詳細はこちら

RPAについて

RPAとは「Robotic Process Automation」の略称で、人が行う定型的なパソコン操作をソフトウェアロボットが代行する技術のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 既存のシステムやアプリケーションの操作を自動化
  • 人的ミスの削減と作業時間の大幅な短縮が可能
  • 24時間365日の連続稼働による業務効率化を実現

受発注バスターズでは、RPAにAIを組み合わせることで従来の単純な自動化を超えた知的な処理が実現できるようになっている。特に顧客ごとの独自ルールをAIが学習し対応することで、ベテラン担当者の経験や知識に依存していた複雑な処理の自動化も可能になったのだ。

受発注バスターズに関する考察

受発注バスターズの導入によって、製造業や卸売業における人手不足や属人化の課題解決が期待できる。特にベテラン人材の知識や経験に依存していた顧客固有のルール対応をAIで自動化できる点は画期的であり、業務の標準化と効率化に大きく貢献する可能性が高いだろう。

一方で、AIによる自動化が進むことで、既存の業務フローや組織体制の見直しが必要になる可能性がある。特にAIが誤った判断をした場合のチェック体制や、システムトラブル時の対応手順など、新たなリスク管理体制の構築が重要な課題となるだろう。

受発注バスターズのさらなる発展には、AIの精度向上だけでなく、他社システムとの連携強化が不可欠だ。クラウドFAXや複合機との統合に加え、ERPCRMなど基幹システムとのシームレスな連携が実現すれば、企業のDXがより一層加速すると考えられる。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「「製造業、卸、商社をベタ打ちハラスメントから解放する!」受発注バスターズ、プレシリーズAラウンドで総額2.2億円の資金調達を実施 | 株式会社battonのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000054461.html, (参照 24-10-24).

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