武蔵野大学が縁バースキャンパスに通信教育部棟を開設、メタバースを活用した新しい学習環境の構築へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

武蔵野大学は創立100周年記念事業の一環として、2024年5月21日に縁バースキャンパスをメタバース上に開設した。通信教育部の学生3,000名以上が利用できる6階建ての通信教育部棟では、掲示板やガイダンス動画の閲覧、学生同士の交流、アドバイザーとの相談などが可能になっている。^[1]

通信教育部棟の1階には専用ロビーが設置され、学生がディスカッションや情報収集を行える空間が用意されている。2階から6階には各専攻別のホームルームが完備され、同じ専攻の学生同士が交流しながら学修を進めることが可能だ。

10月1日からの秋入学に合わせて運用を開始し、10月6日には約150名が参加する新入生ガイダンスを実施した。参加した学生からは大学に通っているような感覚が得られ、学習意欲の向上につながったという声が寄せられている。

項目	詳細
施設概要	6階建て仮想キャンパス施設
利用時間	24時間365日
主な機能	掲示板、ガイダンス動画、ディスカッションスペース、相談ブース
フロア構成	1階：専用ロビー、2-6階：専攻別ホームルーム
対象者	通信教育部学生、教職員、卒業生
運用開始日	2024年10月1日

メタバースキャンパスとは、仮想空間上に構築された教育環境のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

武蔵野大学の縁バースキャンパスでは、通信教育部の学生が孤独を感じることなく学習を進められるよう、ディスカッションスペースや相談ブースを設置している。メタバース技術を活用することで、従来の通信教育における課題であった学生同士の交流機会の創出と学習意欲の向上を実現している。

メタバース技術を活用した通信教育部棟の開設により、学生の孤独感解消と学習意欲の向上が期待できる。24時間365日利用可能な仮想空間で、専攻別のホームルームや相談ブースを活用することで、従来の通信教育では難しかったリアルタイムのコミュニケーションが実現できるだろう。

今後の課題として、メタバース空間での長時間の学習による目の疲労や集中力の低下が懸念される。仮想空間での学習時間の管理機能や、適切な休憩を促す仕組みの導入が必要になってくるだろう。

将来的には、学生の学習進度や参加状況のデータを活用し、個々の学生に最適化された学習環境の提供が望まれる。AIを活用した学習支援システムとの連携や、他大学との交流機会の創出など、メタバースならではの可能性を追求していくことが期待される。

^ PR TIMES. 「【武蔵野大学】縁バースキャンパス（メタバースキャンパス）上に通信教育部棟（ロビー、専攻別ホームルーム）が誕生！ | 学校法人武蔵野大学のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000239.000067788.html, (参照 24-10-25).

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