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株式会社ForgersがMRプレゼンツール「RITTAI MR」の提供を開始、Meta Quest 3対応で実寸大3D表示が可能に

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • ForgersがMR対応アプリ「RITTAI MR」を提供開始
  • Meta Quest 3で3Dデータを実寸大で表示可能に
  • 荏原製作所が展示会で活用を開始

産業向けMRプレゼンツール「RITTAI MR」の機能と特徴

株式会社Forgersは、既存のRITTAIとRITTAI MANUALをMRデバイスMeta Quest 3に対応させた「RITTAI MR」を2024年10月24日にリリースした。このアプリケーションは、現実空間に3DデータやCADデータを実寸大で表示し、動画マニュアルと組み合わせたトレーニングを実現することが可能だ。[1]

RITTAI MRは、従来のRITTAIとRITTAI MANUALのデータをそのままMeta Quest 3向けのアプリケーションで利用できるため、専用のVR/ARアプリケーション開発が不要となっている。低コストかつ手軽に高品質なMRコンテンツを運用できる点が大きな特徴である。

株式会社荏原製作所は2024年10月23日から25日まで東京都立産業貿易センターで開催される第56回管工機材・設備総合展にてRITTAI MRを導入し、顧客向けの製品紹介に活用している。利用料金は月額5万円からで、無料トライアルと初期費用なしのプランが用意されている。

RITTAI MRの利用用途まとめ

項目 詳細
主要機能 3DデータやCADデータの実寸大表示、複数3Dデータの配置シミュレーション、動画マニュアルの組み込み
活用シーン 製品プレゼンテーション、設備トレーニング、遠隔現地確認
対応データ 3DCADデータ、3Dモデリングデータ、3Dスキャンデータ
利用料金 月額5万円〜、無料トライアル有り、初期費用無し
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Mixed Realityについて

Mixed Reality(MR)とは、現実世界とバーチャル要素を融合させる技術のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 現実空間にデジタルコンテンツを重ね合わせて表示
  • 実物とデジタル要素のインタラクションが可能
  • 高度な空間認識と3D表示技術を活用

MRはVRやARと比較して、現実世界とバーチャル空間をシームレスに融合させる特徴を持っており、産業分野での活用が期待されている。RITTAI MRはMeta Quest 3の空間認識技術を活用し、3DデータやCADデータを実寸大で表示することで、製品プレゼンテーションやトレーニングの効率化を実現している。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「㈱Forgers、産業向けMR(複合現実)プレゼン&トレーニングツール「RITTAI MR」提供開始!荏原製作所が展示会で活用 | 株式会社Forgersのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000129260.html, (参照 24-10-25).
  2. Meta. https://about.meta.com/ja/

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