住友電工情報システムが楽々Framework3 Ver.3.1を発売、クラウド環境でワークフロー機能との連携が可能に
PR TIMES より
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記事の要約
- 楽々Framework3 Ver.3.1を8月にリリース
- 楽々Framework3 CloudとWorkflowII Cloudが連携
- クラウド環境で本格的ワークフロー機能を実現
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楽々Framework3 Ver.3.1の機能強化とクラウド連携
住友電工情報システムは、ローコード開発プラットフォーム楽々Framework3 Ver.3.1を2024年8月より販売開始し、ER図編集機能の強化と多要素認証の追加によってセキュリティを向上させた。楽々Framework3 Cloudと楽々WorkflowII Cloud環境契約の連携により、業務システムへの本格的なワークフロー機能の組み込みが可能になったのだ。[1]
楽々Framework3は部品組み立て型の純国産ローコード開発基盤として、プログラミングなしでWebアプリケーションを開発できる環境を提供している。販売開始から20年以上が経過し4,400ライセンス以上の実績があり、チームの情報共有ツールから基幹系システムまで幅広く対応することが可能だ。
一方の楽々WorkflowIIは、企業内での申請・承認・決裁のワークフローを電子化するパッケージソフトとして、2005年の発売以来多くの導入実績を誇っている。JIIMA認証の取得により電子帳簿保存法に対応し、注文書や領収書、請求書などの取引情報を適切に保存できる仕組みを備えているのが特徴だ。
楽々Framework3とWorkflowIIの主な機能まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
発売時期 | Framework3:20年以上前、WorkflowII:2005年 |
主な特長 | ローコード開発、電子承認・決裁システム |
導入実績 | Framework3:4,400ライセンス以上 |
対応機能 | 情報共有、基幹系システム、電子帳簿保存法対応 |
認証取得 | JIIMA認証(電帳法スキャナ保存・電子取引) |
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ローコード開発について
ローコード開発とは、視覚的な開発環境を通じて最小限のプログラミングでアプリケーションを作成できる手法のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- 視覚的なインターフェースによる直感的な開発
- 事前に用意された部品の組み合わせで開発が可能
- 開発期間の短縮と保守性の向上を実現
楽々Framework3は純国産のローコード開発基盤として、豊富な部品群を活用したWebアプリケーション開発を可能にしている。プログラミングスキルがなくてもWebアプリケーションを開発できる環境を整えることで、業務システムの内製化や開発コストの削減に貢献することができる。
楽々Framework3とWorkflowIIのクラウド連携に関する考察
楽々Framework3とWorkflowIIのクラウド連携は、企業のDX推進において重要な一歩となる可能性が高い。特に環境準備やソフトウェアの導入が不要になることで、業務要件の実装に早期に着手できるようになり、システム開発のスピードアップが期待できるだろう。
一方で、クラウドサービスへの移行に伴うセキュリティリスクの管理が新たな課題として浮上する可能性がある。死活監視やバックアップ、セキュリティパッチの適用などの運用面での対応が不要になる反面、クラウドサービス特有のリスク管理体制の構築が必要になるだろう。
今後は、より多くの企業でローコード開発とワークフロー機能の統合が進むことが予想される。業務プロセスのデジタル化とシステム開発の効率化を同時に実現できる本サービスは、企業のDX推進における重要なツールとなり得る可能性を秘めている。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「ローコード開発したクラウドシステムへの本格的ワークフロー組み込みが簡単に | 住友電工情報システム株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000062.000052418.html, (参照 24-10-30).
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