ログラスがシリーズBで70億円調達、AI活用したxP&A戦略で経営管理の革新を目指す
PR TIMES より
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記事の要約
- ログラス、シリーズBで70億円の資金調達を実施
- Sequoia HeritageとALL STAR SAAS FUNDが共同リード投資家
- 2027年までに提供プロダクト数を20以上に拡大予定
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ログラスの資金調達と事業戦略
株式会社ログラスは、Sequoia HeritageとALL STAR SAAS FUNDを共同リード投資家とし、シリーズBラウンドにて70億円の資金調達を実施した。この調達により、ログラスの累計調達額は100億円に達する見込みだ。調達資金は、開発・デリバリー体制の強化や事業拡大に向けた投資に充てられる予定である。[1]
ログラスは「良い景気を作ろう。」をミッションに掲げ、企業の経営管理を効率化するクラウドサービスを提供している。主力プロダクトの「Loglass 経営管理」は、企業内の経営データを一元管理し、高度な分析を可能にすることで、経営判断の精度向上をサポートしてきた。シリーズA調達時と比較して、累計導入社数は6倍以上に成長し、2023年度の予実管理SaaS/PaaS市場においてシェアNo.1を獲得している。
今後の戦略として、ログラスは経営管理領域を起点に複数の計画領域へ参入する「xP&A戦略」をAIと共に展開する計画だ。2027年4月までに提供プロダクト・サービス数を20以上に拡大し、複数のカテゴリでシェアNo.1の確立を目指している。さらに中長期的には、パートナーと連携して実績管理の領域も含めた「AI ERP構想」の実現を目指すとしている。
資金調達 | 事業戦略 | 市場シェア | 将来目標 | |
---|---|---|---|---|
主な特徴 | シリーズB 70億円 | xP&A戦略とAI活用 | 予実管理SaaS/PaaS市場No.1 | AI ERP構想の実現 |
投資家 | Sequoia Heritage、ALL STAR SAAS FUND | - | - | - |
数値目標 | 累計調達額100億円 | プロダクト数20以上 | 導入社数6倍以上に成長 | 社員数500名以上 |
実施時期 | 2024年7月31日 | 2027年4月まで | 2023年度実績 | 2027年4月目標 |
xP&A戦略について
xP&A戦略とは、拡張計画と分析(eXtended Planning and Analysis)のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 財務計画を超えた組織全体の計画統合
- リアルタイムデータ分析と予測モデリングの活用
- ビジネスプロセスの効率化と意思決定の迅速化
xP&A戦略は、従来の財務計画・分析(FP&A)の範囲を拡張し、組織全体の計画プロセスを統合する手法だ。この戦略では、財務部門だけでなく、営業、マーケティング、人事、サプライチェーンなど、企業の様々な部門の計画と分析を一元化し、より包括的で正確な経営判断を可能にする。AIやビッグデータ分析を活用することで、リアルタイムでの計画調整や精度の高い予測が実現できるのが特徴である。
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ログラスの資金調達と事業戦略に関する考察
ログラスの70億円の資金調達は、日本の経営管理ソフトウェア市場に大きな影響を与える可能性がある。同社のxP&A戦略とAI活用は、企業の経営効率化ニーズに応えるものだが、導入企業の組織文化や既存システムとの統合に課題が生じる可能性もあるだろう。特に、日本企業特有の意思決定プロセスや部門間の壁を考慮した展開が求められる。
今後、ログラスには経営管理の枠を超えた機能拡張が期待される。例えば、AIを活用した自動レポーティング機能や、業界特有のKPI設定・分析機能など、より細分化されたニーズに応える機能が求められるだろう。また、中小企業向けの簡易版サービスの提供や、大企業向けのカスタマイズ性の高いソリューションなど、顧客セグメントに応じた製品ラインナップの拡充も検討の余地がある。
ログラスの成長は、日本企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進にも大きな影響を与える可能性がある。同社のAI ERPの実現は、日本企業の経営効率化と国際競争力向上に寄与する可能性が高い。一方で、急速な拡大に伴う人材確保や品質管理、セキュリティ対策など、成長に伴う課題にも注目が必要だ。ログラスの今後の展開が、日本のビジネスソフトウェア業界に与える影響は大きいだろう。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「クラウド経営管理システムを提供する「ログラス」、Sequoia HeritageとALL STAR SAAS FUNDを共同リード投資家とし、シリーズBで70億円の資金調達 | 株式会社ログラスのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000132.000052025.html, (参照 24-08-02).
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