無印良品が無糖茶9種類を再生PETボトルで発売、環境配慮と飲みやすさを両立した新容器で提供開始へ

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • 無印良品が無糖茶9種類をPETボトルで発売
  • 再生原料100%使用のPETボトルに切り替え
  • 500ml入りで価格は90~120円に設定

無印良品の無糖茶がPETボトルにリニューアル

無印良品は環境負荷の低減と飲料のおいしさの両立を目指し、2024年11月13日より無糖茶9種類を再生原料100%使用のPETボトルで発売する。アルミ缶から再生PETボトルへの切り替えにより、製造時のCO2排出量が従来のアルミ缶と同等以下に抑えられることが判明した。[1]

リニューアルでは容器の変更だけでなく、茶葉の香りが立つすっきりとした清涼感のある味わいが出るように製法の見直しも実施している。また容量を500mlに統一し、価格も90円から120円の価格帯で提供することで、日常的な飲料としての利用を促進している。

無糖茶のラインナップには新フレーバーとして、奈良県産緑茶を使用した「棒ほうじ使用 ほうじ茶」と、レッドルイボスに高知県産生姜を合わせた「ノンカフェイン ルイボス&ジンジャー」の2種類が追加された。コーヒーや紅茶飲料については香りを楽しめる広口のアルミ缶での販売を継続する。

無印良品の無糖茶ラインナップまとめ

商品名 特徴 価格(税込)
棒ほうじ使用 ほうじ茶 奈良県産緑茶使用、まろやかで甘みのある味わい 90円
銀毫茶葉使用 茉莉花茶 中国福建省の銀毫茶葉使用、華やかな香り 90円
ノンカフェイン 麦茶 国産六条大麦使用、香ばしさとすっきりした飲み口 90円
ノンカフェイン ルイボス&ジンジャー レッドルイボスと高知県産生姜のブレンド 120円
ノンカフェイン とうもろこし茶 北海道産とうもろこし使用、やさしい甘さと香ばしさ 120円

再生PETボトルについて

再生PETボトルとは、使用済みのPETボトルを原料として再生利用した環境配慮型の容器のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 使用済みPETボトルを100%再利用可能
  • 従来のアルミ缶と同等以下のCO2排出量
  • 飲料の風味や香りを損なわない高い品質

再生PETボトルは環境負荷の低減とリサイクル率の向上に貢献する技術として注目を集めており、無印良品は無糖茶のボトルを再生PETボトルに変更することで、サステナビリティへの取り組みを強化している。さらに来春には清涼感のある味わいをより楽しめるよう、炭酸飲料も再生PETボトルへの切り替えを予定している。

参考サイト

  1. ^ 株式会社良品計画. 「無印良品 再生PETボトルを使用した無糖茶を発売 | ニュースリリース | 株式会社良品計画」. https://www.ryohin-keikaku.jp/news/2024_1111_01.html, (参照 24-11-13).

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