ファーストアカウンティングがマルチブックとパートナー連携、グローバルクラウドERPにAI請求書機能を実装し経理業務効率化へ
PR TIMES より
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記事の要約
- multibookとRobotaが連携開始
- 英語請求書の自動記帳機能を実装
- 海外拠点企業の経理業務効率化を実現
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グローバルクラウドERPとAIエンジンの連携による経理業務効率化
ファーストアカウンティングは海外拠点向けクラウド会計・ERPサービスを提供するマルチブックと2024年11月12日にパートナー連携を開始した。multibookはグローバルクラウドERPとして12言語に対応し、各国の会計税務・商習慣要件に準拠した会計・ロジスティクス・固定資産管理などの機能を搭載している。[1]
経理分野に特化したAIエンジンRobotaとの連携により、仕入先からの請求書の自動記帳が可能になった。請求書のPDFから請求書番号や取引先情報、金額情報などを自動で読み取り、テキストデータ化することで業務効率の大幅な向上を実現している。
multibookは最短2週間での導入が可能で、企業のグローバル経営状況の迅速な把握と意思決定を支援する。2023年からはmultibookを活用した海外拠点の経理アウトソーシングサービスも提供しており、今回のRobota連携によってデジタルBPOサービスの機能拡張を進めている。
グローバルクラウドERPの機能まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
対応言語数 | 12言語 |
主要機能 | 会計・ロジスティクス・固定資産管理・リース資産管理 |
導入期間 | 最短2週間 |
AI連携機能 | 請求書の自動記帳、テキストデータ化 |
サービス展開 | 経理アウトソーシング(BPO)、デジタルBPO |
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BPOについて
BPOとは「Business Process Outsourcing」の略称で、企業の業務プロセスの一部を外部の専門企業に委託することを指す。以下のような特徴がある。
- コア業務に経営資源を集中可能
- 専門性の高い業務を効率的に実行
- コスト削減と業務品質の向上を実現
グローバル展開する企業にとって、各国の法規制や会計基準に対応した経理業務の遂行は大きな課題となっている。マルチブックの経理BPOサービスは、AIを活用した自動化と専門知識を組み合わせることで、複雑な海外経理業務の効率化を支援している。
グローバルクラウドERPに関する考察
multibookとRobotaの連携は、海外拠点を持つ企業の経理業務における大きな課題を解決する可能性を秘めている。特に請求書の自動記帳機能は、言語の壁や各国の会計基準の違いによる処理の煩雑さを軽減し、経理担当者の業務負担を大幅に削減することが期待できるだろう。
一方で、AIによる自動化が進む中で、データの正確性の担保や各国の法規制への継続的な対応が課題となる可能性がある。特にグローバル展開においては、各国独自の商習慣や法改正への迅速な対応が求められ、AIエンジンの定期的なアップデートと人的サポートの両立が重要になってくるだろう。
今後は請求書の自動記帳にとどまらず、より広範な経理業務へのAI活用が期待される。税務申告や財務分析、経営判断支援など、高度な知識を要する業務への展開が進めば、グローバル企業の競争力向上に大きく貢献する可能性を秘めている。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「グローバルクラウドERP「multibook」と経理特化型AIエンジン「Robota」の連携がスタート | ファーストアカウンティング株式会社 のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000137.000061842.html, (参照 24-11-13).
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