FUNDiT、ZUU、MacbeePlanetが合弁会社を設立、NET MONEYを中心とした送客メディア事業の強化へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

株式会社FUNDiTは2024年11月14日、株式会社ZUUおよび株式会社MacbeePlanetとの合弁会社設立を発表した。ZUUが運営する日本最大級マネー雑誌のWebメディア『NET MONEY』を中心とする送客メディア事業を新設子会社に承継し、3社共同で事業を展開していく方針だ。^[1]

FUNDiTはIT領域での事業投資と経営の最適化を目指す企業として2021年の設立以来100件以上のM&Aを実施してきた実績がある。MacbeePlanetのデータ利活用によるLTVマーケティングの強みと組み合わせることで、送客メディア事業の収益性向上が期待できるだろう。

『NET MONEY』は投資やクレジットカード発行などお金に関する情報を発信する大手Webメディアとして知られている。3社の経営資源を組み合わせることで、マネタイズの強化とユーザー満足度の向上という相乗効果が見込まれるのだ。

項目	詳細
設立年	FUNDiT：2021年11月16日、ZUU：2013年4月2日、MacbeePlanet：2015年8月25日
資本金	FUNDiT：9億4600万円、ZUU：8億7900万円、MacbeePlanet：26億3587万円
主な事業内容	IT事業M&A、フィンテック・プラットフォーム、データ解析プラットフォーム
所在地	港区六本木、目黒区青葉台、渋谷区渋谷

LTVマーケティングとは顧客生涯価値（Life Time Value）に基づいたマーケティング手法のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

MacbeePlanetは独自のデータ解析プラットフォームを用いてLTVマーケティングを展開しており、今回の合弁会社設立においても重要な役割を果たすことが期待される。『NET MONEY』の送客メディアとしての価値向上に向けて、データ driven なアプローチで支援していくだろう。

3社による合弁会社設立は、各社の強みを活かした相乗効果が期待できる取り組みといえる。FUNDiTのM&A実績とIT事業運営のノウハウ、ZUUのメディア運営実績、MacbeePlanetのデータ解析技術を組み合わせることで、送客メディアとしての価値向上が見込めるだろう。

しかし、3社の企業文化や意思決定プロセスの違いが事業運営に影響を与える可能性も考えられる。合弁会社としての迅速な意思決定体制の構築や、各社のリソース配分の最適化が今後の課題となるだろう。

また長期的な視点では、金融関連情報を扱うメディアとしてのブランド価値維持と収益性の両立が重要になってくる。ユーザーファーストの姿勢を保ちながら、データ分析に基づく効率的な運営体制を確立することが求められるのだ。

^ PR TIMES. 「IT事業のM&Aとロールアップを⾏う株式会社FUNDiT、『NET MONEY』を中心とする送客メディア事業における株式会社ZUU、株式会社MacbeePlanetとの合弁会社設立のお知らせ | 株式会社FUNDiTのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000124558.html, (参照 24-11-16).

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