豊田市とトヨタ自動車が水素ワークショップを開催、燃料電池車の組立体験で水素社会への理解促進を図る

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

豊田市で水素ワークショップを2024年12月8日に開催
トヨタ自動車FC製造チームが講師として小型燃料電池車の組立を指導
豊田市博物館で水素関連技術の特別展示も2025年2月2日まで実施

豊田市とトヨタ自動車による水素社会促進イベントの開催

豊田市は水素社会の構築を目指し、トヨタ自動車と共同で水素ワークショップ「自分の手で燃料電池を作ってみよう！」を2024年12月8日に開催することを発表した。このワークショップではトヨタ自動車本社工場のFC製造チームが講師となり、燃料電池自動車MIRAIと同じ仕組みで動く小型燃料電池車の組立と走行体験が可能になっている。^[1]

参加者は豊田市博物館のセミナールームにて午前と午後の2回に分かれて実施され、各回30人ずつ計60人を無料で受け入れることが決定した。小学3年生以上を対象としているが、水素に興味がある小学2年生以下の子供も保護者同伴であれば参加できる柔軟な対応となっている。

さらに豊田市博物館では2024年11月12日から2025年2月2日まで特別展示「水素でつくるミライのフツー展」を開催しており、水素の製造から貯蔵、活用までを網羅的に展示している。展示内容には水電解スタックや水素貯蔵モジュール、水素調理器などの最新技術が含まれている。

水素関連イベントの開催概要まとめ

	水素ワークショップ	水素でつくるミライのフツー展
開催期間	2024年12月8日	2024年11月12日～2025年2月2日
開催場所	豊田市博物館セミナールーム	豊田市博物館えんにち空間
対象者	小学3年生以上（保護者同伴で2年生以下も可）	一般来場者
主な内容	燃料電池車の組立・走行体験	水素関連技術の展示

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燃料電池について

燃料電池とは、水素と酸素の化学反応によって電気を生み出すデバイスのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

水素と酸素から電気を効率的に生成
排出されるのは水のみで環境負荷が極めて低い
高いエネルギー効率で持続可能な発電が可能

豊田市とトヨタ自動車は燃料電池自動車MIRAIの技術を活用し、水素社会の実現に向けた取り組みを積極的に推進している。今回のワークショップでは実際にFC製造チームの指導のもと、参加者が小型燃料電池車の組立てを通じて水素エネルギーの可能性を体験できる機会を提供することになった。

参考サイト

^ PR TIMES. 「【愛知県豊田市】トヨタ自動車（株）のFC製造チームが教えてくれる！水素ワークショップ「自分の手で燃料電池を作ってみよう！」を開催します | 豊田市のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000058.000110999.html, (参照 24-11-20).

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