ESRの日本2ファンドがGRESBで3年連続セクターリーダーに、データセンターファンドも初参加で最高評価
PR TIMES より
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記事の要約
- ESRの2ファンドがGRESBで3年連続セクターリーダーに選出
- ジャパン・ロジスティクス・ファンドが4年連続で5スター獲得
- ESRデータセンター・ファンドが初参加で最高評価を達成
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ESRグループの2024年GRESBリアルエステイト評価
ESR株式会社は2024年11月22日、親会社ESRグループが運用する日本の物流施設開発ファンド『ジャパン・ロジスティクス・ファンドⅡ』および『ジャパン・ロジスティクス・ファンドⅢ』が、GRESBリアルエステイト評価で3年連続でアジアインダストリアル部門の「セクターリーダー」に選出されたことを発表した。両ファンドは「GRESBディベロップメント・ベンチマーク」において4年連続で最高評価の「5スター」を取得している。[1]
ESRグループ全体では、12の会社およびファンドが「GRESBレーティング」において最高評価の「5スター」を獲得した。韓国の『ESR Kendall Square Development JVⅡ』はグローバルインダストリアル部門で初めて「グローバルセクターリーダー」に選出され、ESRの不動産投資における国際的な競争力の高さを示している。
また、データセンター開発ファンド『ESRデータセンター・ファンド1』がGRESBインフラストラクチャー評価に初参加し、「5スター」の評価を獲得した。ESRはデータセンターの使用エネルギーの75%を再生可能エネルギーで賄うことを目標とし、LEEDゴールド認証の取得にも積極的に取り組んでいる。
2024年GRESBリアルエステイト評価結果まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
評価対象企業数 | ESRグループから49社が参加 |
最高評価獲得数 | 12社が5スター評価を獲得 |
主要な受賞 | 日本の2ファンドが3年連続セクターリーダー |
新規達成 | ESRデータセンター・ファンド1が初参加で5スター獲得 |
国際評価 | 韓国ファンドがグローバルセクターリーダーに初選出 |
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GRESBについて
GRESBとは、不動産資産におけるESG(環境・社会・ガバナンス)のパフォーマンスを評価する国際的な制度である。以下がGRESBの主な特徴となる。
- 2009年に欧州の主要年金基金グループにより設立
- 不動産会社、REIT、ファンドのサステナビリティを評価
- 各地域・物件用途で最高得点の参加者にセクターリーダーを授与
2024年のGRESBリアルエステイト評価では、過去最多となる2,223の上場・非上場の不動産会社やファンドが参加している。評価は個々の不動産を対象とするのではなく、不動産会社やファンドの組織としての取り組みを総合的に評価することが特徴となっている。
ESRグループのESG戦略に関する考察
ESRグループの継続的な高評価は、同社のESG戦略が実効性の高いものであることを示している。特にデータセンター事業における再生可能エネルギーの活用目標は、不動産業界における環境負荷低減の新たなベンチマークとなる可能性が高いだろう。
今後の課題として、ESG戦略の地域間での展開バランスが挙げられる。アジア各国で異なる環境規制や市場特性に対応しながら、グループ全体で一貫したESG施策を展開することが求められるだろう。
長期的には、データセンターをはじめとする新規事業分野でのESG施策の成果が、グループ全体の競争力を左右する可能性がある。再生可能エネルギーの活用拡大と効率的な施設運営の両立が、今後の成長における重要な鍵となるだろう。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「-2024年GRESBリアルエステイト評価結果- 日本の2ファンドが3年連続「セクターリーダー」に選出 4年連続「5スター」も取得 | ESR株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000039.000077840.html, (参照 24-11-24).
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