コードタクトと新地町教育委員会がTOHOKU DX GATEWAY 2024に出展、教育DX推進の最新事例を紹介

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

コードタクトがTOHOKU DX GATEWAY 2024に出展
スクールタクトの振り返りAI分析機能をデモ提供
新地町の先進的ICT教育事例を紹介

スクールタクトと新地町教育委員会の教育DX推進プロジェクト

株式会社コードタクトは新地町教育委員会とともに、自治体向けDX展示会「TOHOKU DX GATEWAY 2024」へのブース出展を2024年12月3日に実施する予定だ。新地町教育委員会は2015年からスクールタクトを導入しており、ICT教育の先進自治体として教育現場のDX化を積極的に推進している。^[1]

新地町教育委員会は東日本大震災からの復興過程において、都会と同等の学習環境を実現するためにICT教育体制の構築に取り組んでいた。新地町の取り組みは2020年に全国ICT教育首長協議会による日本ICT教育アワード賞を受賞するなど、高い評価を受けている。

今回のブース出展では新地町でのICT活用事例の紹介に加え、教員の業務負荷軽減に寄与する機能である振り返りAI分析のβ版のデモ体験も実施される。振り返りAI分析は独自開発のAIを活用し、児童生徒の主体的な学びと教員の働き方改革の両立を目指している。

TOHOKU DX GATEWAY 2024開催概要

項目	詳細
開催日時	2024年12月3日（火）10:00〜17:00
会場	仙台国際センター展示棟
ブース番号	48（新地町×コードタクト教育DX推進プロジェクト）
入場料	無料
主催・後援	主催：仙台市、後援：内閣府、デジタル庁、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県

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振り返りAI分析について

振り返りAI分析とは、スクールタクトに実装された独自開発のAI機能のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

児童生徒の振り返りテキストを5つの観点で分類
AIによる客観的な分析を瞬時に実行
教員の業務負荷を軽減しながら学習効果を向上

振り返りAI分析は現在βバージョンとして提供されており、スクールタクトの回答欄に入力された振り返りテキストを自動的に分析する機能を持つ。この機能により教員は児童生徒一人一人の学習状況を効率的に把握でき、きめ細かな指導が可能になるだろう。

スクールタクトと新地町の教育DXに関する考察

新地町教育委員会がGIGAスクール構想以前からスクールタクトを導入し、ICT教育の先進自治体として評価を受けていることは、教育DXの成功事例として極めて重要な意味を持つ。特に東日本大震災からの復興過程でICT教育体制を構築し、都会と同等の学習環境を実現してきた点は、地方自治体のDX推進のモデルケースとなり得るだろう。

今後の課題として、教員のICTリテラシー向上や新しい教育手法の確立が挙げられる。振り返りAI分析のような新機能は教員の業務効率化に貢献する一方で、その効果的な活用方法の習得には一定の時間と労力が必要となるはずだ。

新地町とコードタクトの取り組みは、教育現場のDX化における重要な示唆を提供している。今後は両者の連携をさらに深め、AIを活用した教育支援システムの発展や、より効果的な学習環境の構築に向けた取り組みを期待したい。

参考サイト

^ PR TIMES. 「コードタクトが新地町教育委員会と、「TOHOKU DX GATEWAY 2024」に出展 | 株式会社コードタクトのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000112.000025975.html, (参照 24-11-26).
デジタル庁. https://www.digital.go.jp/

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