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TBMと清水建設が建設現場の廃プラスチックをカラーコーンに再製品化し資源循環を促進

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

TBMと清水建設が建設現場の廃プラスチックをカラーコーンに再製品化し資源循環を促進

PR TIMES より


記事の要約

  • TBMと清水建設が建設現場の廃プラスチックリサイクルで協業
  • 建設現場から回収した外壁保護フィルムでカラーコーンを製作
  • マテリアルリサイクルによる建設現場発のサーキュラーエコノミーを推進

建設現場から排出された廃プラスチックのマテリアルリサイクル推進

TBMは清水建設と協業し、建設現場におけるサーキュラーエコノミーの推進を目的として、建設現場から排出された廃プラスチックをマテリアルリサイクルによってカラーコーンとして再製品化することを2024年11月26日に発表した。この取り組みは清水建設主催の2022年度アクセラレータープログラム「SHIMZ NEXT」でTBMが採択されたことで実現した事例である。[1]

TBMは国内最大級のマテリアルリサイクルプラントを運営し、全国250社を超えるリサイクルパートナーとの連携を通じたプラスチックの回収及び再生プラスチックの販売を展開している。2021年から取り組んでいる再生材等のマッチング事業では2023年度に年間3.4万トン規模の取引実績を生み出すことに成功した。

清水建設が施工を手掛けた神奈川県相模原市の物流施設建設現場で使用された外壁保護フィルムの残材を回収し、TBMの横須賀サーキュラー工場にて再資源化を実施した。再生材から製作された500個のカラーコーンは完成施設の運営備品や清水建設の建設現場用資材として活用されている。

建設現場における廃プラスチックリサイクルの概要

項目 詳細
協業企業 TBM、清水建設
リサイクル対象 建設現場の外壁保護フィルム残材
実施場所 神奈川県相模原市の物流施設建設現場
リサイクル方法 横須賀サーキュラー工場でのマテリアルリサイクル
製品化実績 カラーコーン500個

マテリアルリサイクルについて

マテリアルリサイクルとは廃棄物を新たな製品の原料として再生利用する手法のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 廃棄物を物理的に処理して新たな原料として再利用
  • サーマルリサイクルと比較して環境負荷が低い
  • 資源の循環利用を実現する重要な手法

建設現場から排出される廃プラスチックのリサイクルでは、従来サーマルリサイクルが主流であった。しかし2022年4月のプラスチック資源循環促進法の施行により、より環境負荷の低いマテリアルリサイクルへの移行が強く求められるようになっている。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「TBM と清水建設、建設現場から排出された廃プラスチックのマテリアルリサイクルを行い、再生材由来のカラーコーンを再製品化 | 株式会社TBMのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000364.000016815.html, (参照 24-11-27).

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