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パスロジがBoxとPassLogicのSAML連携を実現、16種類の多要素認証で企業の情報セキュリティを強化

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

パスロジがBoxとPassLogicのSAML連携を実現、16種類の多要素認証で企業の情報セキュリティを強化

PR TIMES より


記事の要約

  • BoxとPassLogicのSAML連携が検証完了
  • PassLogicによるBoxログイン時の多要素認証が可能に
  • 企業ごとの運用に合わせた16種類の多要素認証を提供

BoxとPassLogicのSAML連携による認証強化

パスロジ株式会社は多要素認証ソリューションPassLogicの最新バージョンと、コンテンツクラウドBoxとのSAML連携検証を2024年11月28日に完了したことを発表した。BoxとPassLogicの連携によって、企業のセキュリティポリシーに応じた多要素認証の適用が可能となり、重要データを扱うBoxの利用時におけるセキュリティが大幅に強化されることになるだろう。[1]

PassLogicは独自のマトリックス表を用いた認証方式を採用し、8種類の認証方法を組み合わせた16種類の多要素認証を提供している。SSOWindows OS端末の認証強化、アクセスコントロールなどの機能を備えた純国産のセキュリティ製品として、多くの企業や政府機関での採用実績があるのだ。

近年のサイバー攻撃の巧妙化によって、なりすましや不正アクセスの被害が増加していることから、BoxへのPassLogicの導入は重要な対策となる。パスロジはBoxとPassLogicの連携設定を支援する資料を提供し、各企業のニーズに合わせた柔軟なセキュリティ対策の実現をサポートしていくことになった。

BoxとPassLogicの連携機能まとめ

項目 詳細
認証方式 PassLogic認証(独自マトリックス表)を含む8種類
多要素認証パターン 16種類の組み合わせが可能
主な機能 SSO連携、Windows OS端末認証強化、アクセスコントロール
適用範囲 Boxへのログイン時の認証
対象ユーザー 企業ユーザー、政府機関
PassLogicの詳細はこちら

SAML連携について

SAML連携とは、Security Assertion Markup Languageの略で、異なるシステム間でユーザー認証情報を安全に連携するための技術標準のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • シングルサインオン(SSO)の実現が可能
  • IDプロバイダーとサービスプロバイダー間での安全な認証情報の受け渡し
  • XMLベースの標準規格による相互運用性の確保

BoxとPassLogicのSAML連携により、ユーザーは一度の認証でBoxの利用が可能になり、セキュリティを強化しながらも利便性を維持することができる。PassLogicの多要素認証と組み合わせることで、なりすましや不正アクセスのリスクを大幅に低減することが期待できるだろう。

BoxとPassLogicのSAML連携に関する考察

BoxとPassLogicのSAML連携は、企業のセキュリティ要件に応じた柔軟な認証設定を可能にする画期的な機能強化といえる。特に純国産のセキュリティソリューションとして、海外各国の政府や団体の影響を受けにくい点は、データセキュリティに関する規制が厳格化する現代において大きな価値を持つだろう。

一方で、BoxとPassLogicの連携による多要素認証の導入には、ユーザーへの教育や運用ルールの整備が必要不可欠となる。多要素認証の種類が豊富であるため、各企業の業務フローに最適な認証方式の選定には慎重な検討が求められるが、セキュリティと利便性のバランスを取ることが重要だ。

今後はクラウドサービスの普及がさらに加速することが予想され、より高度なセキュリティ対策の需要が高まることは確実である。PassLogicには継続的な機能強化と、新たな脅威への対応力強化が期待されるところだ。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「【連携報告】コンテンツクラウド「Box」と多要素認証ソリューション「PassLogic」が連携可能に | パスロジ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000001103.html, (参照 24-11-29).

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