日本計画研究所が2026年GX ETS本格稼働に向けたセミナーを開催、排出権取引制度の制度設計における論点と課題を解説

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

JPI主催のGX ETS制度設計セミナーを1月開催
2026年の本格稼働に向けた論点と課題を解説
海外事例との比較から今後の展開を分析

2026年GX ETS本格稼働に向けたJPIセミナーの開催

株式会社日本計画研究所は、排出権取引制度（GX ETS）の本格稼働に向けたセミナーを2024年11月28日に発表した。日本エネルギー経済研究所の清水透氏を講師に招き、2026年に予定されているGX ETSの制度設計について専門的な知見を提供する機会を設けることになったのだ。^[1]

GX実現に向けたカーボンプライシング専門ワーキンググループでは、9月上旬から具体的な制度設計の議論が開始され、年末には制度設計に関する論点が提示される予定となっている。本セミナーでは、EU ETSや韓国のK-ETS、カリフォルニア州の事例との比較分析を通じて、日本における制度設計の課題が明らかにされるだろう。

本セミナーでは、GX推進法の基本方針や成長志向型カーボンプライシングの仕組み、GX ETS第1フェーズの実施状況など、幅広いトピックが取り上げられる予定だ。排出権オークションや化石燃料賦課金といった具体的な施策についても、専門家の視点から詳細な解説が行われることになっている。

セミナーの概要

セミナー名	2026年GX ETS本格稼働に向けた制度設計の論点と課題
日程	2025/01/10(金) 13:30~15:30
会場	-
会場住所	-
概要	GX ETSの本格稼働に向けた制度設計の論点について、現在実施中のGX ETS第1フェーズやEU、韓国、カリフォルニア州などの海外事例との比較から解説する。
主催	株式会社日本計画研究所
備考	受講料：33,920円（税込） 2名以降：28,920円（社内・関連会社で同時申し込みの場合）会場受講・ライブ配信・アーカイブ配信から選択可能

セミナーの詳細はこちら

排出権取引制度について

排出権取引制度とは、温室効果ガスの排出量に上限を設定し、排出枠を市場で取引することで、効率的な排出削減を促す経済的手法のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

排出量に上限を設定し、超過分は市場での取引が必要
削減目標を達成した企業は余剰枠を売却可能
市場メカニズムを活用した効率的な排出削減を実現

日本では2026年からGX ETSの本格稼働が予定されており、現在は第1フェーズとして試行的な運用が行われている。制度設計においては、EU ETSや韓国のK-ETSなどの先行事例を参考にしながら、日本の産業構造や経済状況に適した仕組みの構築が目指されているのだ。

参考サイト

^ PR TIMES. 「【JPIセミナー】「2026年GX ETS本格稼働に向けた制度設計の論点と課題」1月10日(金)開催 | 株式会社日本計画研究所のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001158.000042328.html, (参照 24-11-30).

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