農林水産省が食産業の海外展開セミナーを開催、環境規制への対応と国際展開戦略を解説

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • 農林水産省が食産業の海外展開セミナーを開催
  • 環境規制に関する国際動向や対応事例を紹介
  • 12月12日に東京で対面・オンラインのハイブリッド形式で実施

農林水産省による食産業海外展開セミナーの開催

農林水産省は食産業事業者向けに環境規制に関する国際的な動向や対応事例を紹介する食産業の海外展開セミナーを2024年12月12日に開催することを発表した。世界的なフードバリューチェーンの構築を通じた農林水産物・食品の輸出拡大を目指し、各国で講じられる環境保全のための規制に適応しながら原料調達や商品提供を進めていく必要性が高まっているのだ。[1]

本セミナーではフードバリューチェーンの構築に向けた有識者による講演や食品関係企業からの事例発表が予定されている。名古屋大学大学院環境学研究科の内記香子教授による国際的な環境とビジネスの関連についての講演に加え、明治ホールディングス株式会社やUCCジャパン株式会社など民間企業からの取組事例紹介も行われる予定だ。

このセミナーはグローバル・フードバリューチェーン推進官民協議会全体会合として実施され、会員以外の参加も可能となっている。会場とオンラインのハイブリッド形式で開催され、定員は100名程度で申込締切は12月10日18時までとなっているのだ。

セミナーの概要

セミナー名 環境等に配慮した海外ビジネス展開にあたっての留意点~環境規制に関する国際的な動向とそれへの対応~
日程 2024/12/12(木) 14:00~16:00
会場 TKP東京駅大手町カンファレンスセンターホール22G
会場住所 東京都千代田区大手町1-8-1 KDDI大手町ビル 22階
概要 環境規制をめぐる状況をテーマに、有識者による国際的な動向に関する講演と食品関係企業等による取組事例の紹介を行う
主催 農林水産省
備考 定員100名程度
申込締切:2024年12月10日18時まで
セミナーの詳細はこちら

フードバリューチェーンについて

フードバリューチェーンとは、食品の生産から消費に至るまでの一連の付加価値の創造過程のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 農産物の生産から加工、流通、販売までの一貫した管理体制
  • 環境規制や品質基準に適合した持続可能な食品供給システム
  • 国際的な連携による付加価値の向上と市場開拓

グローバル・フードバリューチェーン推進官民協議会は936社・団体が加盟し、産学官が連携して日本の食産業の海外展開を推進することを目的としている。環境規制に関する国際的な動向を踏まえながら、各国での原料調達や商品提供を効果的に進めていくための取り組みが求められているのだ。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「食品関連企業の海外展開に関するセミナーを開催します! | 農林水産省のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000236.000052804.html, (参照 24-11-30).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「ビジネススキル」に関するコラム一覧「ビジネススキル」に関するニュース一覧
ブログに戻る

コメントを残す

コメントは公開前に承認される必要があることにご注意ください。