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公開：2024-12-03

日本ディープラーニング協会がJDLA Deep Learning for ENGINEER 2025の受験申込受付を開始、ディープラーニングエンジニアの技能認定試験として注目

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• JDLAがE資格2025第1回の受験申込受付を開始
• 試験日は2025年2月21日から23日までの3日間で実施
• 受験料は一般33,000円、学生22,000円、会員27,500円

JDLA Deep Learning for ENGINEER 2025の受験申込受付開始

日本ディープラーニング協会は、エンジニア資格試験「JDLA Deep Learning for ENGINEER 2025 #1」の受験申込受付を2024年12月2日より開始した。ディープラーニングを実装するエンジニアの技能を認定する資格試験として、全国の指定試験会場で120分の会場試験を実施することになっている。^[1]

受験資格として、JDLA認定プログラムのいずれかを試験日の過去2年半以内に修了していることが条件となっており、フレームワークとしてPyTorchまたはTensorFlowを利用した実装も試験範囲に含まれている。試験内容はJDLA認定プログラム修了レベルの問題が105問程度出題される予定だ。

受験料については、一般33,000円、学生22,000円、協会正・賛助会員27,500円と設定されており、個人での申し込みはすべてオンライン予約サイトでのクレジットカード支払いが必要となっている。申込受付期間は2024年12月2日から各受験日前日の23:59までとなっているのだ。

JDLA Deep Learning for ENGINEER 2025試験概要まとめ

E資格の詳細はこちら

ディープラーニングについて

ディープラーニングとは、人工知能の一分野で、多層のニューラルネットワークを用いた機械学習手法のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 大量のデータから特徴を自動的に学習可能
• 複雑なパターンや階層的な表現を獲得できる
• 画像認識や自然言語処理などで高い性能を発揮

日本ディープラーニング協会が提供するE資格は、このディープラーニング技術を実装できるエンジニアの技能を認定する試験として重要な役割を果たしている。PyTorchやTensorFlowなどの主要なフレームワークを活用し、実践的なディープラーニングの知識とスキルを評価する内容となっている。

JDLA Deep Learning for ENGINEER 2025に関する考察

E資格の試験内容にPyTorchとTensorFlowという主要なフレームワークが含まれることは、実務での即戦力となるエンジニアの育成という観点で非常に重要な意味を持っている。一方で、ディープラーニング技術の急速な進化により、試験内容と実務で必要とされるスキルとの間にギャップが生じる可能性も考えられるだろう。

今後の課題として、生成AIやマルチモーダルAIなど、新しい技術トレンドへの対応が挙げられる。試験範囲を適切に更新していくことで、より実践的な資格としての価値を維持することが重要だ。JDLAには継続的なシラバスの見直しと、業界のニーズに合わせた柔軟な対応が求められるだろう。

将来的には、オンライン試験の導入やハンズオン形式の実技試験の追加なども検討の余地がある。技術の進化に合わせて試験形式自体も進化させることで、より実践的なスキル評価が可能となるはずだ。JDLAにはE資格を通じて、日本のAI人材育成に更なる貢献を期待したい。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「2025年 第1回「E資格（エンジニア資格）」受験申込のお知らせ | 一般社団法人日本ディープラーニング協会のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000198.000028865.html, (参照 24-12-03).

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