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公開：2024-12-03

スーパーペンギンが展示会ブースの新構法を発表、再生板紙構法で木材廃棄量ゼロを目指す取り組みを開始

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• スーパーペンギンが展示会ブースの新構法を発表
• 木材廃棄量ゼロを目指す再生板紙構法を導入
• エコプロ2024で実際のブースを展示予定

展示会ブースの再生板紙構法による木材廃棄量削減の取り組み

SUPER PENGUIN株式会社は展示会ブースの環境課題解決に向け、木材廃棄量ゼロを目指す再生板紙構法をエコプロ2024で2024年12月4日より発表する予定だ。従来の木工ブースでは展示会後に約8割の木材が廃棄され年間約2万トンの廃棄量となっており、環境負荷の大きな課題となっているのが現状である。^[1]

スーパーペンギンが提案する再生板紙構法は木工ブースの寸法自由性とデザイン実現性の利点を維持しながら木材の代わりに再生板紙を使用することで環境負荷を低減する新しい手法となっている。再生板紙構法は従来の設営会社や職人での対応が可能であり、一部木材とのハイブリッド構築にも対応できる柔軟性を備えているのが特徴だ。

再生板紙構法には現在いくつかの課題が残されているものの、数度の試作を通じて業界の需要が高まれば解決可能な問題がほとんどであることが判明している。この構法が展示会業界で一般化されれば年間数万トンの木材廃棄量を大幅に削減できるだけでなく、製紙業界にとっても新たな市場を創出する可能性を秘めているのだ。

展示会ブースの構法比較

スーパーペンギンの公式サイトはこちら

再生板紙構法について

再生板紙構法とは、展示会ブースを構築する際に木材の代わりに再生板紙を使用する新しい工法のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 従来の木工ブースと同様の設計・施工が可能
• 木材とのハイブリッド構築にも対応
• 既存の設営会社や職人での対応が可能

展示会ブースの木材廃棄量削減に向けて、これまで展示会業界ではシステム部材やReBoard等の代替手法が提案されてきた。しかし木工ブースの寸法自由性とデザイン実現性の利点から完全な代替は難しく、木材廃棄の課題が残されていたのが現状である。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「エコプロ2024出展／【会場設置】木材廃棄量ゼロを目指す「展示会ブースの新構法」を発表／スーパーペンギン | SUPER PENGUIN株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000058487.html, (参照 24-12-03).

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