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公開：2024-12-03

Polimill社が行政向け生成AIのQommonsAIを機能強化、約1,700自治体の行政文書をナレッジ化し無料提供へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• QommonsAIが約1,700自治体の行政文書をナレッジ化
• 各自治体100アカウントまで利用上限なしで無料提供
• 行政サービスの質向上と業務効率化を実現

行政向け生成AIのQommonsAIが自治体支援機能を大幅強化

Polimill株式会社は、行政向け生成AI「QommonsAI」の機能を拡充し、約1,700の自治体の行政文書や1947年以降の国会議事録全量データを網羅したナレッジベースを2024年11月30日に公開した。各自治体に対して100アカウントまで無料で提供され、利用量の上限も設定されていないため、予算措置を必要とせずに即座に導入が可能となっている。^[1]

QommonsAIは約1,000の自治体の議会議事録や膨大な量の行政文書、国内外の学術論文をナレッジとして実装しており、生成した回答の参照元が明確に表示される仕組みを採用している。e-Gov法令検索機能との連携により、法令情報の即時確認や類似団体の施策検索が可能となり、新規施策立案の効率化に大きく貢献するだろう。

自治体職員の能力開発にも重点を置き、DeSeCoが定義するコンピテンシー強化の枠組みに沿った多面的なサポートを提供している。自律的な行動力の強化や他者との相互作用能力の向上、最新テクノロジーの活用能力の強化など、職員の総合的なスキル向上を支援する体制を整えている。

QommonsAIの主な機能まとめ

QommonsAIの詳細はこちら

コンピテンシーについて

コンピテンシーとは、特定の状況下で効果的に成果を上げるために必要な知識、スキル、態度などの総合的な能力のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 知識やスキルを実践的に活用する能力
• 状況に応じて適切に判断し行動する力
• 継続的な学習と成長を促進する要素

QommonsAIではDeSeCoが定義するコンピテンシー強化の枠組みを採用し、自律的に行動する力、他者との相互作用能力、ツールやテクノロジーの活用能力という3つの重要な能力の向上を支援している。これにより、行政職員の業務効率化と質の高い行政サービスの提供を実現することが可能となっている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「リリース3か月で100自治体や省庁に導入された行政向けのすごい生成AI【コモンズAI】が約1,700の自治体の行政文書をナレッジ化し、各自治体100アカウントまで利用上限なしで無料で使いホーダイ | Polimill株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000470.000088829.html, (参照 24-12-03).

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