バッファローのWAPM-AXETRとYEデジタルのNetSHAKER W-NACが連携、学校の無線LAN管理が効率化
PR TIMES より
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記事の要約
- バッファローのWAPM-AXETRがNetSHAKER W-NACと連携
- 無線LAN機器の一元管理が可能に
- 学校ネットワーク環境の構築・運用効率化を実現
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バッファローとYEデジタルの連携によるネットワーク管理の革新
バッファロー社は2024年8月7日、同社のWi-Fi 6E対応アクセスポイント「WAPM-AXETR」がYEデジタル社の学校ネットワークアクセス管理装置「NetSHAKER W-NAC」と連携したことを発表した。この連携により、「NetSHAKER」経由で「WAPM-AXETR」を含む無線LAN機器の一元管理が可能となり、学校における無線LAN環境の構築・運用の手間が大幅に削減されることとなった。[1]
この取り組みは、文部科学省が推進する「GIGAスクール構想」の第二段階である「NEXT GIGA」の一環として位置付けられている。「NEXT GIGA」では、児童生徒一人ひとりの学びの機会を確保するため、学校ネットワーク環境のさらなる整備と強化が求められており、GIGA環境に対応するためのスペック不足機器のリプレースなど、快適なICT環境の提供が重要視されている。
「WAPM-AXETR」は、2.4GHz、5GHz、6GHz帯に対応するトライバンドWi-Fiアクセスポイントで、Wi-Fi 6E(11ax)規格に準拠している。6GHz帯では24個の新しいチャンネルが利用可能となり、より広いチャンネル設計が実現できるため、混雑や干渉の少ない安定した通信環境を提供することが可能だ。同時に最大768台の端末接続にも対応しており、学校教室や大学の講義室など、多数の端末を接続する環境での使用に適している。
WAPM-AXETRとNetSHAKER W-NACの連携機能まとめ
無線LAN管理 | ネットワーク監視 | 設定管理 | |
---|---|---|---|
主な機能 | 一元管理 | 死活監視 | 一括設定 |
対象機器 | WAPM-AXETR含む無線LAN機器 | 各アクセスポイント | 全アクセスポイント |
利点 | 運用効率化 | トラブルの早期発見 | 作業時間短縮 |
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Wi-Fi 6Eについて
Wi-Fi 6Eとは、従来のWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)規格を6GHz帯に拡張した無線LANの新しい規格のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 6GHz帯での通信が可能になり、混雑の少ない高速通信を実現
- 24個の新しいチャンネルを利用可能で、干渉が少ない安定した通信を提供
- Wi-Fi 6の高効率技術を継承し、多数のデバイスを同時接続可能
Wi-Fi 6Eは、既存の2.4GHzと5GHz帯に加えて6GHz帯を使用することで、より広い帯域幅と低遅延の通信を実現する。これにより、高密度環境での通信品質の向上や、VR/AR、8K動画ストリーミングなどの高帯域アプリケーションのサポートが可能となり、次世代の無線通信インフラとして期待されている。
WAPM-AXETRとNetSHAKER W-NACの連携に関する考察
バッファローのWAPM-AXETRとYEデジタルのNetSHAKER W-NACの連携は、教育現場のネットワーク管理に革新をもたらす可能性が高い。しかし、この新しいシステムの導入にあたっては、既存のネットワークインフラとの互換性や、教職員のIT専門知識の不足といった課題が生じる可能性がある。これらの問題を解決するためには、段階的な導入計画と継続的な技術サポートが不可欠となるだろう。
今後、このシステムにはAIを活用したネットワーク最適化機能や、より詳細なユーザー行動分析機能などが追加されることが期待される。これらの機能により、ネットワークのパフォーマンスが自動的に最適化され、また生徒の学習行動をより深く理解することが可能になるかもしれない。同時に、プライバシー保護を考慮したデータ管理機能の強化も重要な課題となるだろう。
長期的には、このような統合ネットワーク管理システムが教育のデジタル化をさらに加速させることが期待される。リモート学習や個別最適化された学習プログラムの実現、さらには学校間や地域間のデジタル格差の解消にも貢献する可能性がある。バッファローとYEデジタルには、教育現場のニーズに応じて柔軟にシステムを進化させ、日本の教育のデジタル革命をリードしていくことが期待されている。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「YEデジタル「NetSHAKER W-NAC」がバッファロー「WAPM-AXETR」と連携。無線LANの一元管理が可能に | 株式会社バッファローのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000165.000017378.html, (参照 24-08-08).
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