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公開：2024-12-04

GIGABYTEがAMDソケットAM5向けX3Dターボ・モード機能の新実装を発表、AORUS AI SNATCHで簡単設定が可能に

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• GIGABYTEがAMDソケットAM5向けX3Dターボ・モード機能の新実装を発表
• AORUS AI SNATCHソフトウェアで直感的な操作が可能に
• Ryzen 9000シリーズのゲーミング性能が向上

GIGABYTEがAMDマザーボード向けX3Dターボ・モードの新機能を発表

株式会社ニューエックスは、GIGABYTEのAMDソケットAM5シリーズマザーボードにおいて、2024年12月2日にX3Dターボ・モード機能の画期的なアップデートを発表した。AORUS AI SNATCHソフトウェアを通じて、高度なゲーム性能の最適化を直感的に有効化できる新しい方法がユーザーに提供されることになった。^[1]

X3Dターボ・モードの有効化は、GCCソフトウェア上でライブ・アップデートを実行し、最新のAORUS AI SNATCHバージョンB24.11.19.01以降をインストールすることで実現される。左下隅の旗印アイコンをクリックし、ポップアップ・ウィンドウで承認することで、システムが自動的に再起動してX3Dターボ・モード機能が有効になるのだ。

GIGABYTE X3Dターボ・モードは、Ryzen 9000シリーズ・プロセッサのゲーミング性能を向上させる機能となっている。インテリジェントなコア分散や帯域幅の調整、ハードウェア電力バランスを通じて、ゲーマーにより優れたゲーミング体験を提供することが可能になった。

AORUS AI SNATCHの機能まとめ

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インテリジェントなコア分散について

インテリジェントなコア分散とは、プロセッサの複数のコアを効率的に制御し、処理負荷を最適化する技術のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 処理負荷を複数のコアに効率的に分散
• ゲーミング性能を最適化する動的な制御
• 電力効率を考慮したコア制御の実現

GIGABYTEのX3Dターボ・モードでは、このインテリジェントなコア分散技術を活用することで、Ryzen 9000シリーズプロセッサの性能を最大限に引き出している。帯域幅の調整やハードウェア電力バランスと組み合わせることで、より効率的なゲーミング体験を実現することが可能だ。

X3Dターボ・モードに関する考察

GIGABYTEが提供するX3Dターボ・モードの新機能は、ユーザビリティの向上という点で大きな意義を持っている。従来のオーバークロック設定などと比較して、GUI操作による直感的な設定が可能になったことで、より多くのユーザーが高度な性能最適化を活用できるようになるだろう。

一方で、自動最適化による性能向上には、個々のゲームタイトルやシステム構成との相性という課題が存在する可能性がある。ゲームタイトルごとの最適化プロファイルの提供や、ユーザーによる細かな調整機能の追加など、より柔軟な対応が今後の課題となるかもしれない。

将来的には、機械学習を活用した動的な最適化や、より多くのゲームタイトルへの対応拡大が期待される。GIGABYTEには、ゲーマーのニーズに応えつつ、安定性と使いやすさのバランスを保った機能拡張を進めてほしいものだ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「GIGABYTE「AMDソケットAM5シリーズマザーボードにおけるX3Dターボ・モード機能に関して、新しい有効化方法の実装」に関するお知らせ | 株式会社ニューエックスのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000085836.html, (参照 24-12-04).

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