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公開：2025-01-06

SWAT MobilityがRYDEのスマホアプリ「RYDE PASS」にオンデマンド配車APIを提供開始、和歌山市での実証実験がスタート

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• SWATがRYDEにオンデマンド配車APIを提供開始
• デジタルチケットと配車予約が一つのアプリで完結
• 和歌山市で2025年1月から実証実験を開始

SWAT MobilityがRYDE PASSにオンデマンド配車システムを提供

SWAT Mobility Japan株式会社は2025年1月6日より、RYDEが和歌山市内で提供を開始するRYDE PASS「和歌山城下町まるごとパス」向けに、オンデマンド配車・ルート計算APIの提供を開始した。このAPIには、特許取得済みのダイナミック・ルーティング・アルゴリズムやゼンリンの詳細な道路情報が実装されている。^[1]

SWAT Mobilityが提供するAPIにより、デジタルチケットの購入とオンデマンド交通の予約がRYDE PASSアプリ一つで完結できるようになった。システムには複雑な道路規制情報や道路の幅員情報、時間帯別の走行スピード情報など、効率的な配車に必要な要素が実装されているのが特徴だ。

実証実験は2025年1月6日から2月15日までの期間で実施され、利用料金は日中利用のみの「和歌山城下町まるごとパス」が2,500円、ホテル送迎付きのプランが3,000円に設定された。本サービスの導入により、和歌山市内の観光客の移動利便性が大幅に向上することが期待される。

RYDE PASSの新機能まとめ

ダイナミック・ルーティング・アルゴリズムについて

ダイナミック・ルーティング・アルゴリズムとは、リアルタイムで変化する交通状況や予約状況に応じて、最適な配車ルートを動的に算出する技術のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 複数の乗客を効率的に相乗りさせるルート計算が可能
• 道路規制情報や走行スピード情報を考慮した最適化
• リアルタイムでの経路再計算による柔軟な対応

SWAT Mobilityが開発したダイナミック・ルーティング・アルゴリズムは特許を取得しており、最少の車両台数で複数の乗客を効率的に送迎することが可能である。このアルゴリズムはRYDE PASSに実装され、和歌山市内のオンデマンド交通サービスの効率的な運行を支援することになる。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「SWAT Mobility、RYDEが和歌山市で提供するスマホアプリ「RYDE PASS」にオンデマンド配車・ルート計算APIを提供開始 | SWAT Mobility Japan株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000048.000060196.html, (参照 25-01-06).

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