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公開：2025-01-11

SynologyがActiveProtectを発表、統合型データ保護アプライアンスでバックアップ運用が効率化

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• SynologyがActiveProtectの一般提供を開始
• バックアップ関連機能を統合したデータ保護アプライアンスを提供
• 高度なセキュリティと柔軟なスケーラビリティを実現

Synologyが新データ保護アプライアンスActiveProtectを発表

台湾Synologyは2025年1月9日、エンタープライズバックアップソフトウェア、サーバー、バックアップリポジトリを統合した新しいデータ保護アプライアンス「ActiveProtect」の一般提供を開始した。ActiveProtectは複雑なデータ保護を簡素化するように設計され、包括的なプラットフォームのサポートと高度なセキュリティ機能を透明性の高い価格モデルで提供している。^[1]

ActiveProtectは統合ソリューションとしてバックアップと復元、管理を単一のアプライアンスに統合することで、個別のハードウェアやソフトウェア、サイジング、購入、メンテナンスの必要性を排除することが可能になった。ActiveProtectは直感的な単一のインターフェースを通じて、PCやMac、ファイルおよび物理サーバー、仮想マシン、データベース、Microsoft 365サービスの保護を実現するのだ。

スケーラブルな管理機能としてActiveProtect Manager（APM）コンソールを搭載し、最大150,000件のワークロードまたは2500のサイトの閲覧と監視をサポートする仕組みを導入した。高度な保護機能として不変バックアップとエアギャップ機能、規制遵守を提供することで、サイバー脅威に対する強固な防御を実現している。

ActiveProtectの主な機能まとめ

ActiveProtectの詳細はこちら

エアギャップについて

エアギャップとは、重要なデータやシステムをネットワークから物理的に隔離する技術のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 外部からの不正アクセスを物理的に遮断
• ランサムウェアなどのマルウェア感染を防止
• 重要データの完全性と可用性を確保

ActiveProtectに実装されたエアギャップ機能は、バックアップデータを外部ネットワークから物理的に隔離することでサイバー攻撃からの保護を実現している。グローバルソースサイド重複排除機能と組み合わせることで、ネットワーク負荷を最大99%削減しながら効率的なバックアップ運用を可能にするのだ。

参考サイト

1. ^ Synology Inc.. 「Synology、ビジネスデータの保護を簡素化するActiveProtectの一般提供を開始 | Synology Inc.」. https://www.synology.com/ja-jp/company/news/article/ActiveProtect_JP/Synology%E3%80%81%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%81%AE%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E3%82%92%E7%B0%A1%E7%B4%A0%E5%8C%96%E3%81%99%E3%82%8BActiveProtect%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%88%AC%E6%8F%90%E4%BE%9B%E3%82%92%E9%96%8B%E5%A7%8B, (参照 25-01-11).
2. Microsoft. https://www.microsoft.com/ja-jp

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