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公開：2025-01-28

キヤノンITSがEDI-Master Cloud for AnserDATAPORT接続サービスに外国送金業務対応の新機能を追加、ISO 20022規格への移行をサポート

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• キヤノンITSが外国送金業務対応の新機能を発表
• ISO 20022に準拠した外国送金オプションを提供開始
• クラウドサービスでの早期対応を実現

キヤノンITSがEDI-Master Cloudに外国送金業務対応の新機能を追加

キヤノンITソリューションズは、EDI-Master Cloud for AnserDATAPORT接続サービスの新機能として外国送金業務に対応する外国送金通信オプションと外国送金変換オプションを2025年4月より提供開始すると発表した。これらの新機能は国際標準規格ISO 20022に準拠しており、外国送金業務における新たな伝送手順とファイルフォーマットへの対応を実現している。^[1]

EDI-Master Cloud for AnserDATAPORT接続サービスは、株式会社NTTデータが提供する企業と国内金融機関との間をつなぐファームバンキングサービスAnserDATAPORTと連携している。新機能の追加により、ISO 20022準拠のAnserDATAPORTとの接続に必要なJX手順通信や依頼データの作成機能を利用できるようになった。

外国送金通信オプションと外国送金変換オプションの導入により、外国送金業務に必要なEDI機能と回線をすべてクラウド上に備えることが可能になった。ConnecureR回線の敷設と運用はキヤノンITSが行うため、顧客側の運用負荷を大幅に軽減することができる。

EDI-Master Cloudの新機能まとめ

ISO 20022について

ISO 20022とは、金融取引における電文の国際標準規格であり、外国送金業務における新たな通信フォーマットの基準となるものだ。この規格は金融業界全体での標準化を目指している。

• 国際的なアンチマネーローンダリング規制への対応
• 送金処理の迅速化と効率化を実現
• 2025年11月までに完全移行が必要

SWIFTは国際的なアンチマネーローンダリングの規制強化と送金処理の迅速化などの課題に対応するため、ISO 20022への移行を決定した。この移行に伴い、ファームバンキングを利用する企業は2025年11月までに新たな伝送手順とファイルフォーマットへの対応が必要となっている。

参考サイト

1. ^ キヤノンITソリューションズ株式会社. 「「EDI-Master Cloud for AnserDATAPORT®接続サービス」の新機能として 外国送金業務に対応可能なオプション機能を提供開始 迫るISO20022への切り替えにクラウドサービスでスピーディーに対応｜ニュースリリース｜キヤノンITソリューションズ」. https://www.canon-its.co.jp/corporate/newsrelease/2025/pr-0124a, (参照 25-01-28).

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