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ASUSが次世代ミニPCベアボーン「NUC 14 Essential Kit」を発表、Core 3 N355など複数CPUに対応し2月発売へ

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • ASUSが新型ミニPCベアボーンを2月発売
  • Core 3 N355など複数のCPUに対応
  • 最大16GBのDDR5メモリに対応

ASUSが高効率なミニPCベアボーン「NUC 14 Essential Kit」を発表

ASUSは次世代のミニPC市場に向けて、CPUにCore 3 N355やIntel N150/250/97を採用したミニPCベアボーン「NUC 14 Essential Kit」を2024年2月1日に発売する予定だと発表した。このモデルは最大16GBDDR5-4800 SO-DIMMメモリに対応し、NVMe SSDが搭載可能なM.2スロットを備えており、多様な用途に対応できる拡張性を実現している。[1]

接続インターフェースにはUSB 3.2 Gen 2 Type-Cを2基とUSB 3.2 Gen 2を4基搭載し、高速なデータ転送を可能にしている。また、HDMI 2.1出力とDisplayPort 1.4に加えて2.5Gigabit Ethernetも搭載し、高速なネットワーク環境での使用にも対応している。

本体サイズは135×115×36mmのコンパクトな設計で、65WのACアダプタが付属する。Wi-Fi 6EBluetooth 5.3を標準搭載しており、高速な無線通信にも対応している。

NUC 14 Essential Kitの主要スペック

項目 詳細
対応CPU Core 3 N355、Intel N150/250/97
TDP Core 3 N355:15W、Intel N150/250:6W、Intel N97:12W
メモリ 最大16GB DDR5-4800 SO-DIMM
ストレージ NVMe SSD対応 M.2スロット
無線機能 Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3
外形寸法 135×115×36mm

Intel N150/250/97について

Intel N150/250/97プロセッサは、省電力性能に特化した新世代のIntelプロセッサである。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 低消費電力設計により長時間稼働が可能
  • 基本的な事務作業やマルチメディア再生に最適化
  • 内蔵グラフィックスによる4K出力対応

Intel N150/250はTDPが6Wと非常に低く抑えられており、ファンレス設計のシステムにも採用可能な省電力性能を実現している。また、Intel N97は12WのTDPでより高いパフォーマンスを提供し、幅広い用途に対応することができる。

NUC 14 Essential Kitに関する考察

NUC 14 Essential Kitは、省スペース性と拡張性を両立させた点が評価できる。本体サイズを135×115×36mmに抑えながら、最新のDDR5メモリやNVMe SSDに対応し、Wi-Fi 6EやBluetooth 5.3などの最新無線規格も搭載することで、小型PCに求められる基本性能を十分に確保している。

今後の課題として、Core 3 N355の15WというTDPが、同じシリーズのIntel N150/250の6Wと比較して消費電力が高い点が挙げられる。ファンレス設計の採用や放熱設計の最適化により、より静音性の高いシステムを実現できる可能性がある。

将来的には、より高速なメモリ規格への対応や、さらなる省電力化を実現する新世代プロセッサの採用が期待される。特に、教育現場やオフィス環境での利用を考慮すると、消費電力と性能のバランスが重要になってくるだろう。

参考サイト

  1. ^ ASUS. 「ASUS NUC14 Essential」. https://www.asus.com/jp/displays-desktops/nucs/nuc-mini-pcs/asus-nuc-14-essential/, (参照 25-01-21).
  2. Intel. https://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/homepage.html

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